目次
ベランダゴーヤ研究所は2018年、ベランダから屋上に進出します!
まず弊研究所の歴史について振り返ってみましょう。
- 2015年:ベランダ水耕栽培で144個のゴーヤ収穫に成功。
- 2016年:新栽培装置を開発するも失敗。ゴーヤの収穫数わずか3個。
- 2017年:順調に育つものの6月のひょう被害で大きく出遅れ、収穫数は52個。
これまでの失敗を糧に、2018年は200個超えを狙うどー!と思ったんですが、やってることは過去の延長。
なんか面白くねー!
で、これまでとは違う挑戦をしてみたいと思い、屋上に進出することにしました。
妻実家屋上の存在を知る
妻の実家が近所にあるのですが、なんと何も使われていない屋上が存在することを2016年秋に知りました。
妻の実家に全く使われていない屋上があるという情報をさっき聞いて見てきたんですが、予想以上に広く綺麗だった(推定25㎡)!ここでゴーヤ育てたら、5000個は作れそうだ・・・
— ベランダゴーヤ研究所@カタオカ (@peterminced) 2016年9月3日
電源も取得できる上に、水道蛇口もある屋上の様子をみて・・・・
「ん、これは巨大な水耕栽培スペースが構築できるのでは??」
と閃いたわけです。
妻実家に屋上を借りる交渉をする
環境は良い。しかし実際どのように借りるか?
所有者は妻の両親・・・果たして貸してくれるだろうか?
賃借料月1万円くらいなら払う覚悟で2018年思い切ってお願いすると・・・
「変な虫出さなければいいよ!」
とあっさり快諾!
ゴーヤ研は今年屋上に進出します。場所の使用許諾取得完了! pic.twitter.com/dfstAt6iT9
— ベランダゴーヤ研究所@カタオカ (@peterminced) 2018年3月19日
これまでのゴーヤ栽培実績もあったのかな。
多分虫は発生するかもだけど笑
ゴーヤ研2018 屋上のスペック
というわけでゴーヤ研 屋上の寸法を紹介します。
平面図
屋上を真上から俯瞰した平面図です。約57平米。ベランダと比較すると実に広大な空間です。
側面図
続いて真横アングルからの寸法。小屋がある分栽培スペースは削られますが、栽培備品を保管できますし、電源と水道を取得できるのは大きなメリットです。
手すりの高さも110cmと高く、小さな子供を連れてきても安心できます。
ゴーヤネット設置方法の検討
この広大な空間を活用してゴーヤを育てるわけなのですが、ネットを張らなければいけません。
ベランダならひさしに固定したり、支柱を立てかけたりとネットを張る手段は多くありますが、屋上は広大すぎるゆえにひっかけるものがナッシング。
そこで小屋にクランプを取り付け、手すり側とゴムロープでつなぐことでネット張りの足掛かりを作ろうと考えました。
ネットを張った際のイメージ図はこちらです。屋上全体をネットで囲うことは作業性などを考慮すると得策ではないと思い、下記の範囲にとどめました。
また、空きスペースはバーベキュー場としての拡張性も視野に入れています。
屋上ゴーヤ 栽培装置の概要
ベランダでは発泡スチロール箱を利用した栽培装置でしたが、屋上はスペースが広いため、前からやってみたかったパイプ水耕にチャレンジ。
電源と水道が確保されている小屋側にポンプと貯水タンクをセットし、手すり側に栽培槽を配置するレイアウトにしました。必要機材は特注品ではなくできるだけ市販の汎用品で組み上げられるよう工夫しています。
ポンプ・貯水タンクと栽培槽はできるだけ近接させたかったのですが、ネットの勾配から考えるとこの配置がベストポジションです。
理論値上2,577個のゴーヤが収穫可能
ネットを張る範囲は595cm × 373cm = 22.19㎡
ベランダは1.24㎡で144個のゴーヤを収穫できたので、
単純に比例計算すると理論的には2,577個収穫できることに。
ただ範囲が広くなる分管理が行き届かなくなったり、栽培装置のパフォーマンスも不明なので、ひとまず目標は1,000個と設定します。農家になれるかな・・・
まとめ
東京って土地なんか全然余ってないイメージがあると思いますが、屋上をつぶさに観察すると、けっこうガラ空きなんですよね。
2018年の屋上ゴーヤチャレンジが、東京のガラ空き屋上活用法のモデルケースとなれるよう頑張ります。
詳しいネットの張り方や栽培装置の仕様については別途記事にて解説予定です。
今日の一句
”東京で ゴーヤを出荷 する日来る”
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