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今年もカープはダメだった・・・
広島生まれ、広島育ち、旧市民球場からだいたい5分
のところに住んでいた生粋のカープファンのミンチ研究員です。
(出典:安芸の者がゆく)
黒田・新井が帰ってきて今年はイケるんじゃないか!?と思っていたのですが
まさかの4月大失速(7勝14敗)で、またしても優勝をのがしてしまう始末。
阪神戦、田中の幻の本塁打が認められていれば・・・
という声もありますが、4月の膨大なツケさえなければ
余裕でCSに行けていたわけです。
(出典:プロ野球ヌルデータ置き場)
役者は揃っていたのに、冒頭で躓いたのは、やはり采配が原因だったんじゃないかと。
そう思うと残念でなりません。
メジャーに行く前に、マエケンに優勝を味わって欲しかった・・・。
今、木村昇吾のFAに注目が集まっている
そんなレギュラーシーズン残念賞だったカープですが、
今話題になっているのが
木村昇吾選手 35歳(NPBより引用)
8年間を過ごした広島から、出場機会を求めてFA宣言するも
未だ他球団からオファーが来ず。(2015/12/4現在)
その自滅ぶりから”セルフ戦力外”などと揶揄されているのですが
その風潮にぼくはちょっと違和感を感じています。
わたしの木村昇吾観
①絶大な守備面での安心感
木村選手をひとことで表すならば”安心感”
故障者が出た時のバックアップ・代打・代走・守備固めと
多岐にわたる活躍をしたのですが
(出典:安芸者がゆく)
特に試合終盤で起こる代打後の守備固めでの印象が強く
(出典:スライリィーと愉快な仲間たち ~広島カープ優勝までの軌跡~)
ショーゴなら大丈夫だわ。
と見ていて全く不安を感じない選手でした。
(前半戦の中崎のハラハラ劇場と比べればそりゃあもう)
②要所要所で打つ打撃
(出典:スライリィーと愉快な仲間たち ~広島カープ優勝までの軌跡~)
打撃面でも、重要な局面で2塁打・3塁打を放ち
反撃の土台を作っている印象があります。
本塁打はないけれど、足の速さが生み出す長打力があるんですよね。
③グランド内外で紳士
グラウンド入る時必ずお辞儀
攻守交代時は常に全力疾走
木村選手の野球に取り組む姿勢に悪いものは出てこないんですよ。
礼儀をきちんとしてないとファンでも注意する
子供が呼び捨てで選手呼んでたら「選手とかさんを付けなきゃダメやぞ」って(出典:鯉速)
昨年とは全く異なる外部環境
ライバル球団の編成担当から、結構な人気があるらしい。広島の木村昇吾(34)のことである。
今季、国内FA権(8年)を取得。
「年俸3100万円と格安でCランク。結構人気を集めると思う」(セ球団編成)と、高い評価を得ている。
投手と捕手以外はどこでも守れるユーティリティー性、堅実な守備がウリの「スーパーサブ」は、昨季は62試合出場ながら打率・325と打撃も開眼。
今季もここまで打率・296。控えではもったいないくらいの活躍を見せているが、広島の遊撃は新人の田中が成長。
二塁は菊池、三塁には梵がいるため、守備固めなど出場機会が限られているのが現状だ。
「アッサリと広島残留が決まるかもしれないが、中日、ヤクルト、西武、オリックスは二塁手もしくは遊撃手が欲しいだろう」(前出の編成担当)
遅咲きの万能選手がFA市場の「台風の目」になるかもしれない。出典:はまたまブログ(仮)
実は昨年の木村選手、他球団からも狙われる人気選手だったのです。
それが今年うって変わってオファーがないのは
年俸なのか、それとも35歳という年齢からなのか・・・
安定よりも後悔しないことを選んだ選択
木村選手の立場で考えると
毎回手を抜かずに野球に対して取り組むものの
スーパーサブという立場から脱しきれない状況に葛藤があったと想像します。
カープであれば在籍し続けていれば
将来コーチになるなど一定の安定が約束されていましたが
やり切って後悔しない方を選択したのでしょう。
これって大企業に努めるサラリーマンが
福利厚生や安定給与で守られているけど
やりたいことをやるために
脱サラする心境と似ている気がします。
FAは若干見切り発車になった感もありますが
木村選手の自分の気持ちに素直に従った選択を
ぼくは素直に応援したい。
そうゆう選択ってなかなかできないことですから。
ちなみに、過去の成績は大崩れもなく安定。
試合に出続けると化けるかも。
過去には代走のスペリストから、西武・ヤクルトを渡り歩いて
打撃が開花した福地の例もありますからね。
他球団のスカウトの方、是非獲得に前向きに検討していただければと思います。
【参考】
木村選手の野球の取り組み姿勢が分かる良記事。
激カメ!大亀の関東レポート
以上、社畜のミンチ研究員がお届けしました。
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