【 #日本シリーズ が4倍面白くなる】 広島出身者が全力でオススメする カープ本4選

気がついたら今日から日本シリーズである

25年ぶりのセリーグ優勝したわれらが広島カープ。

あぁぁぁ、長かったぜよ。

カープが25年前に優勝した時、ぼくは小学校低学年。

 

日本シリーズを学校の先生が特別に教室備え付けのテレビで見せてくれた記憶があります。

西武のデストラーデ、メガネ野郎なのにめっちゃ打つなぁって思ってました。

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Copyright (c) BANDAI CO,.LTD 2010

(出典:プロ野球オーナーズリーグ AkaWiki)

 

 

名古屋に住んでたときは、落合中日ドラゴンズに13連敗してのぉ。

ドラゴンズの解説者に心配されたり
 

 

2013年のクライマックスシリーズ巨人戦。

せっかく東京ドーム内野S席に座ってたのに、後ろのボンボン巨人ファンのガキに

「このクソ貧乏球団が!」とdisられて無茶苦茶ムカついたり

 

 

耐雪梅花麗

長かったぜよ。
 

 

そんな生粋の広島人 & カープファンのぼくが

広島カープをよく知るためのオススメ本を

独断と偏見に基づき紹介しますぞ。

 

 

①史上最大の集金作戦 広島カープ (NHK「プロジェクトX」制作班)

 

カープ入門者だけでなく、熟練のカープファンでも読み応えのある内容。

  • なぜこんなに弱くてもカープは愛され続けてきたのか?
  • なぜFAで人を獲らず、自前で選手を育成していく方針なのか?
  • なぜ鳴り物応援は広島からスタートしたのか?
  • なぜ黒田や新井が帰って来ようと思ったのか?

この本に書かれている背景を知れば、すべてが分かります。

 

また、カープファンでなくとも、

人の心を動かすにはどうしたらいいか?というエッセンスも含まれているので

これから起業予定の方、スタートアップ経営者にもオススメです。

 

てかKindleで108円なんじゃけ、つべこべ言わずに買いんさい!

 

 

 

②赤ヘル1975(重松清)

 

流星ワゴンとんび等、切ない小説を描かせたら右に出るものがいない重松清が

カープ初優勝の舞台を、原爆投下の傷跡が残る広島の小学生の目線から描いた感動作です。

 

 

小説を楽しみながら昔のカープの知識がインプットされるので、
これを読んでおくとオールドファンとの交流がより楽しくなりますぞ。

 

付箋を貼るほど心に刺さるセリフが多い

あと、文中に刺さるセリフが多くて、スゲー付箋貼っちゃうんですよね。

 

例えば・・・・

「男が他人の尻馬に乗ってどがあするんな。情けないやつじゃのう」

「放っといてお勝つ巨人を応援して、楽しいか?わしらが応援してやらんといけんと思うけえ、がんばるんじゃろうが」

「買っとる試合の応援しかできんのは、しょせん底が知れとるわい」

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(出典:赤ヘル1975 単行本版 P84)

なんちゅーか生き方そのものを問われている感じがするんですよね。

カープファンでなくとも、今の人生に疑問を持つ方にとって響くこと請け合いです。

 

 

 

③決めて断つ(黒田博樹)

ご存知20億円という報酬を蹴ってまで広島に帰ってきた熱い男 黒田博樹の本。

その行動にカープファン以外の人も心を揺さぶられたと思います。

 

ぼくも前職仕事で燃え尽きて、これからの人生をどうしようかと考えはじめていたタイミングだったので

黒田の行動に衝撃を受けてしまったんですよね。

 

  • このまま不本意ながらも安定した給料をもらえるところで働き続けるか
  • 自分の人生を生きるか

 

「決めて断つ」には、

黒田がどんな葛藤を経て 
メジャーで戦ってきたのか

そして広島に帰る決断をしたのか。

 

克明に描かれているので、人生迷い中の方は参考になること請け合いです。

 

 

 

④赤い心

黒田の復帰と並ぶほど衝撃だったのが、阪神にFAし広島を去った新井の復帰でした。

  • 阪神で約束された年俸を捨てる(8000万⇒2000万)
  • レギュラーが約束されていない
  • 猛烈なブーイングを浴びせられるリスク

 

超アウェイの中、なぜ新井さんが広島に戻る決断をしたのか。そして今の活躍に至るのか。

涙なしでは読めない1作です。(←実際新幹線の車中で読んでボロボロ泣いてしまった)

 

 

 

まとめ

ぼくは、広島カープのブランドとは、哲学であり生き様であると思います。

球団の方針や、所属する選手の生き様はサラリーマン時代のぼくの生き方に大きな影響を与えました。

 

日本シリーズが今日から始まりますが、事前予習だけでなく、

人生を考える上でも上記4冊は大きな力を持っていると思いますので、是非ご一読下さい!

 

 

今日の一句

 

”生き様が 多くのファンを 魅了する”

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