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借りパクしてたキャリーケースが壊れてしまった
最近、ドローン撮影時に使っているキャリーケースが壊れてしまいました・・・
具体的には下記箇所。
なぜかこのキャスター車輪だけゴムが脱落し、プラスチックだけに。この状態ではさすがに使えない・・・
メーカー修理費用がとても高い
他は全く問題ないので、修理しようと思いメーカーHPをのぞいてみると・・・
お値段なんと3,300円。これにさらに送料が上乗せされるので4,000円以上は確実。
このスーツケース、奥さんのお義父さんから借りパク状態なのですが(汗)、Amazonで買うと1.1万円。
つまり修理するのに市場価格の約40%を支払うことになるのです。車輪1つでこれほどかかるのは解せぬ!
買い替えたほうが安いことへの違和感
というか、キャスター4つを全交換したとすると
3,300×4 + 送料 = で1.4万円以上はかかることに。
つまり修理するよりも買い替えたほうがお得になってしまうのです。
キャスター以外は全く問題ないのに捨ててしまうなんて・・・なんか引っかかるものが。サスティナブルではない!
自分でキャスター交換をする方法
そこでなんとか自分で安くキャスター交換できる方法はないか試行錯誤した結果、迅速・安価に修理できたのでその方法を分かりやすくまとめました。
なお工程を動画にもまとめたので、実際の様子を確認したい方はドーゾ!
①必要なアイテムを揃える
キャスター修理を自分でやるにあたり用意したのは下記2つのアイテムです。
ハイスパイマン P1.4 金属切断用鋸 (1,000円)
キャスターの車輪は困ったことにドライバーなどの工具では外せない仕様になっています。なので車軸ごとぶった切るしかありません。
そこで活躍するのが金属専用のノコギリ。下記商品は耐熱性と硬度に優れたハイス鋼 で作られているので、硬い金属でも安心して切断できます。
他にもAmazonでは300円~600円くらいの手頃な金属用ノコギリがあったのですが、刃が短く切るのに相当時間がかかる(15分くらい)ようだったので回避しました。
結果的にこの選択は正解で、このハイス鋼ノコギリを使うことでキャスター1個を3~5分で外せました。
価格差はわずかですので、道具はケチらないほうが良いでしょう。
4車輪静音シリーズ用交換タイヤキット (1,380円)
Amazonで売られていた交換用キャスター4つセットです。せっかく交換するならアップグレードしたかったので、「静音」とついているものを選びました。
1個あたりに換算するとわずか350円。
修理費用3,300円と比較すると9割も安い・・・
同じような商品がたくさん売られていますが、販売会社がちがうだけでおそらくどれも同じでしょう。
この商品の良いところは、
- 2つの長さのシャフトが用意されているので、多様なスーツケース・キャリーケースに対応できる
- 取付に必要な工具(六角レンチ)が付属しているので、別に買う必要がない
ことです。うーんとても親切!
②金属シャフトを切る
道具が揃ったら壊れたキャスターのシャフトをぶった切りましょう。片手で車輪を押さえながら、表面のプラスチックごと切断します。
プラスチック・金属の削りカスが結構出てくるので、下に新聞紙などを敷いておくと良いでしょう。
また、地味に疲れるので道具はケチらずいいものを使ったほうが良いです。
③静音キャスターをとりつける
元々ついていたシャフトを外したら、交換用シャフトと車輪を付属の六角レンチをつかって取り付けましょう。
このとき、内側にワッシャーを入れてください。私は1個目を入れ忘れました汗
④注油してすべりを良くする(任意)
あとこれはマストではありませんが、油を挿しておくと滑りがとても良くなります。
私はスプレータイプの「AZ(エーゼット) CKM-001」を使っているのですが、クロスバイクのチェーンからミシンまで万能に使えるので家に一本常備しておくことをオススメします◎
交換前後でどれほど静音化したか?
当初は1個だけの交換予定だったのですが、交換後の車輪がかなりいい感じだったので全交換しました。
するとキャスター音もかなり静音化できたので、比較した様子を上げておきます。(クリックすると比較シーンから動画がスタートします)
まとめ
スーツケース・キャリーケースの故障で一番多いのがキャスター破損。
消耗品なので仕方がないのですが、高い修理代に尻込みして使い慣れたキャリーケースを捨てるのはモッタイナイですよね。
今回紹介した方法をとれば、修理に出す手間やコストを大幅に抑えられるのでDIYができる方は是非チャレンジしてみて下さい!
今日の一句
”DIY 9割安く 治せるよ”
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