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ブログを通じてシャープ関係者と知り合う
今年一番楽しみにしていたシャープの株主総会@大阪に6/20行ってまいりました。
元々東京から始発の新幹線で行く予定だったのですが、過去のブログ記事をきっかけに元シャープ社員の方と知り合うこととなり、なんとご自宅に前泊させてもらうことに!
ついに明日は念願のシャープ株主総会なのですが、なんと元シャープ社員のご自宅に前泊することになり、プログマジックすげーって驚いている。
— ミンチ研究員 byベランダゴーヤ研究所 (@peterminced) 2017年6月19日
というわけで、LCCピーチを使って総会前日に大阪へGO!
夜は元社員の方(以下Sさん)在籍時のシャープ内部事情を肴にお酒を飲み交わしました。ちなみにSさんいわく前社長高橋興三さんは熱い人だったそうです。世間では無能呼ばわりされていましたが、マスコミのつくるイメージはあまりアテになりませんな。
あと、なんとSさんも株主らしく、有給取って同行して頂けることになりました。ある種最強のガイド。超展開すぎる。
送迎バスはプラズマクラスター搭載
例年会場はオリックス劇場だったのですが、今年は堺の匠町にある本社。駅からかなり離れた場所にあるので、南海線の堺駅から株主専用の送迎バスが出ていました。
送迎バスをよく見ると、プラズマクラスター搭載!細部までぬかりなく自社製品をPRする姿勢に感心しました。
シャープ株主総会、堺駅から送迎バスで移動中 やはりおじさまが多い。ちなみにバスはプラズマクラスター搭載(笑) pic.twitter.com/bguW5ujIuK
— ミンチ研究員 byベランダゴーヤ研究所 (@peterminced) 2017年6月20日
なお参加者はおじさまが多い様子。ところどころグループになっていたことからシャープOBの方が多いのでしょう。
シャープ社員の通勤事情
Sさんによると堺本社への通勤方法は、車やバス以外にに自転車もあったそうです。Sさんはサイクルヒーローという自転車屋でクロスバイクを買って堺東エリアから通勤してたんだとか。最後の坂がキツかったようです。
またこのように歩行者・自転車用の側道が狭く、時々シャープ社員同士で自転車接触事故が起こっていたらしい。ガイドがつくと景色の見え方も変わりますなぁ!
消費者向けの店があった
また、工場建設時はホームセンターやケーズデンキの店舗もあったのですが、全然お客が来なかったらしく撤退。今では物流センターに。
両社がどのようなマーケティング戦略を持っていたのか非常に興味深いところです。
堺本社に突入!
そうこうしているうち株主を乗せたバスはそのまま本社に突入!!
うぉぉぉ、念願の敷地内に入れたぞぉぉぉ!!
ご参考:半年前に外観だけ眺めた記事。
殺風景な外観とは裏腹に、敷地内は緑があふれて開放感あふれてます。
Sさんいわく、海が近いからか謎の菌が飛んでくるらしく、時々変なきのこが生えるそうです。食えるのかな・・・?
こちらは鴻海のテリー会長がポケットマネーをはたいて社員のためにつくった雨除け用の社内通路、通称「テリーロード」。
Sさんいわく、雨の日はとても助かるけど、ガートとは反対方向から風が吹いてくるのがタマにキズとのことでした。
多数の報道陣が待ち受ける
降車ポイントである多目的ホールに近づくと、外には数多くの報道陣が。
なんかパパラッチされてる気分です(←勘違い)
今回の総会の注目度の高さが分かります。
興味深い多目的ホール掲示物
バス降車後に案内された多目的ホールに興味深い掲示物があったので書き記しておきます。
連続無災害記録1,880日
堺工場の無災害記録が6/20時点で「1,880日」に達している旨の掲示物がありました。
私は前職製造業だったのですが、労働災害の発生件数って工場の管理レベルを表す重要なパラメーターなんですね。労働災害が多いグループ会社は親会社にシメられるので、皆かなり力を入れてました。それでも2年に1-2回は発生してします。
シャープの場合1,880日=5年2ヶ月。つまり鴻海の資本が入った2012年以降長期に渡って工場がきめ細かく管理されていることが分かります。
早川徳次像と当時の先端製品たち
私の好きな経営信条「誠意と創意」を掲げたシャープ創業者、早川徳次の銅像と当時手がけた数々の最先端製品たち。シャープファンとしてはテンションが上がります。
社名の由来にもなったシャープペンシル(早川式繰出鉛筆)。発明されて100年以上も経つんですね。
液晶や太陽電池といったシャープ技術の礎となった電卓。シャープの良さは、1つの製品を開発する中で生まれた要素技術をいろんな製品に展開していけることだと思います。
近年は液晶一辺倒の感がありましたが、元々あった良さが復活してくれればいいなぁ。
8Kテレビ
現行ハイビジョンテレビの16倍もの解像度をもつ8Kテレビが展示されていました。
こちら正面からのアングル。高解像度すぎて、もはや窓を開けた時の風景を見ているような錯覚に陥ります。
ただ家庭用サイズである32インチ位の大きさだと違いは分かりにくいかも。大画面でこそ力が発揮されるのかなーと思いました。
液晶と有機ELの比較
他にも有機ELと液晶の比較展示があったのですが、写真撮影禁止だったので、メモしておいた比較表だけ乗せておきます。
有機EL | 4K液晶 | |
---|---|---|
明るさ | ✕ | ◎ |
電力 | ✕ | ◎ |
コスト | ✕ | ◎ |
信頼性 | △ | ◎ |
薄型化 | ○ | ○ |
株主総会の様子
会場の様子はこんな感じ(総会開始前)。やはり中高年の男性が多いです。また、第1会場(定員約500名)だけでは収まりきれず、別室にも会場が用意されました。
総会の議長は社長の戴正呉社長ですが、風邪をひいたとのことで議事進行は社長室長の橋本さんが行うことに。議事進行においては細かい専門用語が多いから代理を立てたのかな?
冒頭は招集通知書に書かれている内容が朗読されるような感じで進行。女性が読み上げられていたのですが、AIが読み上げているのか?というくらいペースが一定でちょっと眠くなりました笑。
超効率的な運営体制
質疑応答の時間に入る前に、様々な注意事項がアナウンスされていました。一例を取り上げると
- 議案に上がっている目的事項に関する内容のみ回答する
- 1人につき質問は1個まで。時間は2分以内。
- 日本語のみ
昨年の総会では関係ない質問が出まくっていたんですかね・・・。特に 「日本語のみ」 というのは気になりました。中国語で質問した人がいたんだろうか・・・?
質疑応答タイム
ではお待ちかねの質疑応答タイムです。実際は戴社長以外も回答されていますが、構成をシンプルにする都合上、戴社長がすべて回答された体にしています。
配当と目標株価について
来年配当したい!
シャープ黒字まで私は給料をもらわない。そして東証一部復帰後社長を辞める。
一方で立てた中期計画に対して責任を持ち続けるために、会長になる予定だ。
私は有言実行の人である。
シャープ60年勤務って一体何歳から働かれたんだろうと思ったのですが笑、長い時間をシャープとともに過ごされた分思い入れも強く言葉に力が入っていました。
それに応えるように戴社長も熱く語られていました。
東証一部復帰後は日本人に社長を譲ってシャープから去られるのかと思っていたのですが、会長として留まれるようです。その手があったか!
ただシャープを短期間で再建した実績もあるため、出席された株主の方々の反応はウェルカムでした。
東証1部復帰の予定
東証1部はいつ復帰するのか?戴社長の口から是非聞かせていただきたい!
6月29日か30日に申請する!審査は東証が行うためコントロールできないが、できるだけ早く復帰したい!
かねてから東証1部復帰の話しはニュースなどを通じて報道されていましたが、具体的な日程が社長の口から発表されました。これは力強い。
戴社長の日本語は正直たどたどしかったのですが、話し方を見ていると、明確にハッキリいい切ることが信頼につながるんだろうなと思いました。
パネルの供給過多・有機ELについて
今世界ではあちこちでパネル工場の建設が始まっている。2019年にはパネル供給過多になると言われている。
また有機ELも出遅れている。大丈夫なのか?膨大なパネル在庫を抱えて大赤字になった悪夢の再来とならないか?
パネル市場や有機ELについては語ると30分かかってしまう。今は議案の内容に絞って審議したいので、回答は午後2時からの株主向け経営説明会でしっかり話す。
これはぼくも正直不安な要素でした。確かに人づてに聞いた話だとアフリカなどでは液晶テレビの普及余地はあり、世界的にまだテレビは売れると思います。
一方中国では中国メーカーBOEをはじめ、各地でパネル工場の建設計画が立ち上げられ、稼働しています。それも尋常じゃない数です。どう差別化していくのだろうか。
ロボホンが高い
この前シャープの販売会に行ってはじめてロボホンを触った。ものすごい驚いた!けど高い。
シャープを支えてくれた株主に感謝の形として謝恩祭をやる。日程は私が社長に就任した8/21頃。
ロボホンは色々セットつけて特別価格で15万円。チラシでの案内は7月に出す。
ロボホンは子どものデジタル・情操教育としていいなと思っていたので謝恩価格は気になりました。
また、株主の方は中高年が多いので話し相手としてもきっとニーズとマッチするでしょう。価格は15万円かぁ・・・。もっと株価が上がってくれれば笑!
もう一声ほしいところ。
あと妻の妹が近々結婚するので家財道具揃える際、お買い得であれば謝恩セールを薦めてみようかと思います。
▲昨年三越日本橋店のロボホンカフェで触った時の様子
今後の反転攻勢について
シャープは今後韓国・中国メーカーと戦うことになる。また、液晶以外の事業もある。勝てる勝算はあるのか?
5月、東京で取引先とミーティングをした。さらなる値下げを求められた。
その取引先とは年間1,600億の赤字が発生していた。これは今まで技術者のチェックが甘かったからだ。管理の問題である。
液晶はシャープ全体の売上の41%を占める。何もやらないと赤字はどんどん拡大する。
常に新しい商品を開発し続けていけば、厳しい競争も勝ち残っていける。
「シャープ崩壊」 や 「シャープ企業敗戦の深層」 といったシャープ関連本を読んでいると、コスト感覚に疑問符がつくところがありました。
例えば、太陽電池の原材料となるポリシリコンは、長期安定調達を優先したため市場価格より20倍も高い価格で仕入れ続けていました。
またSさんいわく、液晶パネルの部材の一部であるカラーフィルターを納入する大日本印刷はシャープが赤字だったにも関わらず、ずいぶんと儲かっていたらしいとのこと。戴社長の管理の問題という指摘は的を得ていると思います。
コスト削減の一方、今後の事業発展についてはひたすら技術開発を進めていくという方針。「液晶の次は液晶です」の二の舞いにならないことを祈るばかりです。
私も質問してみた
事前の予習記事にも書いたように、同業他社と比較してもまだ高い売上高原価率が気になったので質問してみました。
中期経営計画下で原価率が数%さらに改善すれば、1,000億単位で利益が増加するからです。
原価率の更なる削減余地について
売上高原価率はソニーやパナソニックといった同業他社は70%前半。一方わが社は81.3%と開きがある。
過去20年の推移を見ると2002年3月期は74.3%だった。原価率の削減余地はまだあるのか?
(出典:シャープ決算資料より作成)
同業他社と比較して高い原価率は以前から指摘がある。ただ、シャープの場合1年以内の開発費は販管費ではなく売上原価に計上しているため高くなりやすい事情がある。
今後は新商品の売価設定を工夫することで改善していきたい。
1年以内の開発費は売上原価に計上しているというのは初めて知りました。たしかに有価証券報告書記載の損益計算書詳細を見ると、通常の研究開発費とともに「一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発費の総額」が記載されています。
(出典:第123期有価証券報告書 p83)
そこでこの情報をもとに研究開発費を除いた売上高原価率を算出したところ、下記グラフのようになりました。2017年3月期の開発費を除いた原価率は77.3%となりましたが、同時期のパナソニック⇒70.2%、ソニー⇒73.8% と比較するとやはりもう一段改善できる余地はあると思います。
さらなるコストダウンで実現するのか、それとも売価改善なのか?注目です。
(出典:有価証券報告書より作成)
株主総会は超速で終了
そんなこんなで株主総会は1時間ちょっとで終了。昨年が3時間を超えるロングランだったことを鑑みると、めちゃくちゃスムーズに進行したといえます。
業績が改善していることに加え、株主総会の決議事項に絞った質問のみを受付し、それ以外の質問は午後の経営説明会で対応する段取りが功を奏しました。
株主総会の雰囲気は終始和やか。シャープOBらしき方が多数いらっしゃいましたが、戴社長に対して非常に好意的な様子。
午後2時から開催される株主向け説明会まで時間があるので、いったん堺駅周辺で昼食をとるためバスに再乗車します。
PM2:00より株主向け経営説明会が開始
昼食後Sさんと別れ、午後2:00からの株主向け説明会に出席しました。
総会終了から時間が空いたものの、約半数もの株主が出席。進行方法は株主総会議案以外の内容についてざっくばらんに質問でき、経営陣が回答してくれる自由方式です。
株主からの質問補足
10名弱の方から質問が出ました。その内容を詳細にレポートしようと思ったのですが、既にマイナビさんが超正確&キレイにまとめられていました(笑)
なので今回の記事では、触れられなかった内容の補足や、私視点の感想を中心に書きたいと思います。
社長メッセージの開封率をモニタリングしている
戴社長いわく、月一度の頻度で発信している社長メッセージのメール開封率をモニタリングしているそうです。そしての率は堅調に増加中とのこと。
これが本当だとしたら、戴社長の求心力は着実に上がっていることになります。
事業部長の決済範囲は100万円未満
300万円以上の決済についてはすべて戴社長が目を通しているそうですが、100万円以上のものは野村副社長が決済。
つまり事業部長が自由に決済できる範囲は100万円未満とのこと。はじめはものすごい反発があったようです。
しかし収益が急回復したことを考えると、今まで相当緩慢な使い方をしていたんだなということが分かります。太陽電池の原材料であるポリシリコンを市場価格の20倍で仕入れ続けていた位ですから。
株主としては厳密な管理体制がしばらく維持されることを望みます。
社員は変革の風を感じている
野村副社長が入社4年目の社員に以前との違いを聞いたところ
「利益がきちんと出ると社内の雰囲気も変わる・変革の風を感じている」
と回答があったとのこと。
Vorkersや転職会議といった従業員のクチコミサイトを見ても、以前より良くなっているという話が散見されます。例えば社内ベンチャーであるTEKION LAB(適温ラボ)の記事中でも、以前より新しいことにチャレンジしようという気風が生まれていることが言及されていました。
定款変更の意図はこういうことだったのか!→シャープ×Makuakeが生み出した“技術”を“価値”に変えるモノづくり https://t.co/I5dPqrrp4W @cnet_japanさんから
— ミンチ研究員 byベランダゴーヤ研究所 (@peterminced) 2017年6月23日
シャープ中の人も言ってます笑
たとえば弊社の採用ページには、あいかわらずこんな美辞麗句で薄っぺらな言葉が並びます。こんな言葉でいまの弊社へ心が動くとは私だって思いません。ですが現実に働く中の人の実感として、これだけははっきり言えます。数年前よりずっとマシ。 pic.twitter.com/lFlRMoM0YX
— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) 2017年6月26日
戴社長は創業家と食事する仲
株主総会には創業者 早川徳次さんの娘さんが来られていたそうです。そして戴社長とは定期的に食事をする仲なんだとか。
次の日本人社長は早川徳次さんのお孫さんという噂も立っています。これはおもしそうな展開ですね。
有機ELはまだ信頼できる技術ではないが、開発する。
有機ELが大きく出遅れていることについて質問が出ていたのですが、戴社長としては、まだ信頼できる水準ではないということ。
有機EL | 4K液晶 | |
---|---|---|
明るさ | ✕ | ◎ |
電力 | ✕ | ◎ |
コスト | ✕ | ◎ |
信頼性 | △ | ◎ |
薄型化 | ○ | ○ |
有機ELは消費電力や耐久性・コストといった面でまだまだ液晶には敵わない部分があるという見立てでした。
その一方で有機ELの開発は進めていく考え。現状TV用の有機ELパネルは韓国LG社の1人勝ち状態なのですが、対抗するために日本製の有機ELパネルを作りたいとのことでした。ホンハイの、韓国と徹底的に戦うファイティングスピリッツ はすごいなと思います。
しかし元シャープ社員Sさんによると、同期で有機ELに関わっていた社員はほとんど退職してしまったとのこと。となると日本製有機EL開発のためにはジャパンディスプレイ(JDI)と手を組む可能性が十分に考えられます。資金繰りに悩むジャパンディスプレイ(JDI)にとっても悪い話ではないでしょう。
ジャパンディスプレイ(JDI)って時価総額1200億程度なのか。ホンハイの財力なら買えてしまうな・・・
— ミンチ研究員 byベランダゴーヤ研究所 (@peterminced) 2017年6月24日
社長室長が語る戴社長
1つ印象に残ったのが、「戴社長の趣味は何か?」という株主の質問に対する社長室長常務 橋本さんの回答。
戴社長の趣味は歩くこと。どんな天気であろうと毎日1万歩、歩かれます。
それは自分で決めたことは必ずやり遂げるという習慣を確固とするためです。
また戴社長が黒字化まで無報酬である理由は、コスト削減意識の見本を社内に示すためです。
戴社長の熱意を毎日しみじみ感じながら幸せな日々を過ごしています。
齢60にして経営を学ばせてもらっています。
まぁ社長の手前悪いことは言えないと思いますが(笑)、言わされている感じはなく、楽しそうに話されていたので、嘘ではないのでしょう。
それにしても戴社長の自ら体を張る姿勢は尊敬に値しますね。
今回の総会を機に戴社長のファンが増えた
午前の総会と午後の経営説明会に出席して感じたのは、戴社長に対する株主の信頼が確固たるものになったということ。
他に出席された株主の方が撮影された写真を見れば、その様子がよく分かると思います。
経営説明会まで暇そうな参加者に声掛けるシャープ社長 pic.twitter.com/yW8PKG4ncx
— バブさん (@babu757) 2017年6月20日
帰りのバスの中でも「社長は誠実そうな人だねぇ」という中年夫婦の会話が聞こえました。
まとめ
今回株主総会に出席された株主は戴社長の話しぶりを直接見て、より信頼を固くし、ストロングホールドの方針になったと思います。今後そうやすやすと株を売却することはないでしょう。
6/20当日の株価の動きも株主の気持ちを表しています。
有機ELの開発についてはまだ不透明な部分はありますが、私もも引き続きホールドしようと思った有意義な株主総会・経営説明会でした。
シャープの株主総会を総括すると、戴正呉社長の人柄や熱さを直接自分の目で確認することができ大変有意義だった。今回総会に出席された他の株主の方も、シャープへの信頼感が増したと思う。こういった情報はネットやデータだけでは分からない極めてアナログ的なものなので、今後も果敢に足を使いたい。
— ミンチ研究員 byベランダゴーヤ研究所 (@peterminced) 2017年6月20日
今日の一句
”生で見た 人しかわからぬ 信頼感”
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株主が期待することは配当金と、それに伴う株価の引き上げである。3代目社長町田さんは8年前ソニーを抜くと豪語された。
どのようにお考えか??