【手書き】自分のためになる ”退職願 / 退職届” の書き方

会社には退職願のテンプレートがあった。

さてぼくは6月末をもって会社を退職したのですが、今回は退職願の話。
4月中旬会社を辞めようと決意したとき、ふと退職願ってどう書くんだっけ??と調べてみたら

前の会社ではなんと ワードファイルのテンプレートがありました(笑

会社にあった退職願 / 退職届のフォーマット

▲こんな感じ(出典:テンプレートの無料ダウンロード

 

 

で、このワードファイルにPCでちょこちょこと書き込んで印刷し

印鑑押して出せばOKのようです。

 

住友系、意外と軽いな・・・・。

 

 

退職願にも気持ちを込めたい。

とはいえ、8年間も働いた会社を、パパッとワードで打ち込んだ退職願で辞めるというのは、

なんだか味気ないな~と思ったので

(出典:キナリノ

あえて手書きで書いてみることにしました。

 

わたくし意外と古風な人間です(笑

 

 

便箋にこだわる

紙に手書きで書くといっても、100均で適当に買ってきた便箋を使うのは、これはこれで味気ない。

 

というのも、大学時代に受講した、手紙の書き方という授業で先生が、

便箋にも格やブランドがある ということを言われていたので、

大事な文書を書くときは、こだわっているのです。やっぱ古風なんかな。

 

ちなみに先生が言ってた便箋のブランド一覧は下記の通り。

  • 鳩居堂
  • 伊東屋
  • 丸美
  • 榛原
  • 嵩山堂はし本
手書きの便箋におけるブランド

▲当時のノートは今でも大切にとっています。

 

 

そのなかでも 鳩居堂 は老舗の割には価格もお手頃。(なんと1663年創業!)

また、実店舗以外でも東急ハンズや百貨店などで入手できることから愛用しております。

鳩居堂

 

今回は 退職願というなかなか重いテーマの文書 なのでしっかり選びたいと思い

直営店の鳩居堂 銀座本店に行ってきました。

 

鳩居堂実店舗はラインナップが豊富。

巻紙も置いてある

やはり直営店は、商品の種類が豊富。

手書きの退職願 / 退職届を書くために訪れた鳩居堂の陳列棚

戦国時代っぽく巻紙に手書きというのも面白いかも・・・

 

家臣:「殿、使者より密書が!」

殿:「なに、あやつめ寝返りおったか!?」

 

みたいな・・・笑。

 

いやいや、遊びごころで退職願書いちゃダメだろと、気持ちをひとまず抑えました。

 

封筒も多くの種類がある

便箋だけじゃなく、封筒も多くの種類があります。ありすぎて迷っちゃうなぁ・・・

手書きの退職願 / 退職届を書くために訪れた鳩居堂の陳列棚 封筒編

ってことで結局便箋と封筒のセット品を購入いたしました。

手書きの退職願 / 退職届を書くために訪れた鳩居堂で便箋セットを買う

▲用途は釣書・身上書だけど大丈夫でしょ!

 

ペンにもこだわる

はじめは手持ちの万年筆を使おうかと思ったのですが、

手書きの退職願 / 退職届を書くために訪れた鳩居堂で筆ペンも購入

筆ペンの書き比べコーナーがあったので、思わず購入。

なんかこっちのほうが精神集中して書けそう。

 

試し書き

手書きだと修正できないため、まずはテスト。

手書きの退職願 / 退職届を筆ペンで練習中

うむ、まぁ及第点かな。

 

とおもいきや、間違いに気づく!

今回のケースは”退職願” の方が適切でした。

アブねぇアブねぇ。

 

▼参考退職願・退職届の違い

 

いざ尋常に手書き清書

はぁ~書くどー!

手書きの退職願 / 退職届 清書前

 

会社指定のフォーマットを模写しながら

手書きの退職願 / 退職届を会社フォーマットに合わせながら記載中

 

 

筆を進めます。

手書きの退職願 / 退職届を筆ペンで書き進める。

1字1句ていねいに手書きしていると、いろんなことが思い出されてきました。

  • 面接のシーン
  • 楽しかったこと
  • 辛かったこと
  • お世話になった人
  • 辞める決意までに至る葛藤・・・。

 

あぁ、俺ホント会社辞めちゃうんだなーって。

 

このまま我慢して働くほうが、ある意味ラクチン。

今だったら後戻りできるでー。

いやいや、やっぱそれだと自分腐っちゃうし。

 

色んな想いが浮かび上がっては消えていきます。

 

1時間かけて書き上げる

そんな去来してくる想いを1つ1つ整理しながら、1時間ほどかけて完成。

手書きの退職願 / 退職届を筆ペンで書き上げる

▲律儀に承認欄まで手書き(笑)

 

ふぅ、書いたどー。

不思議と心は落ち着いていました。

 

 

後日、上司に提出

そして書き上げた退職願を、上司に提出。

 

まさかの手書き毛筆退職願に上司は

「お前らしいな・・・」

と一言。最後まであなたが嫌っていた オリジナリティ にこだわってやったぜ!

 

さらに後日呼び出しが・・・

しかし提出後しばらくして、上司から呼び出し。
「総務から、決まった所定のワード形式で提出するように指示が来たからワード版を作ってくれ・・・。毛筆版は毛筆版で受け取っとくから」

 

オーマイガッ!

 

つまり手続き上、手書きにこだわったことは 全く意味がなかった・・・笑

オリジナリティ、無念!

 

けれど自分的には良かった

気合入れてやったわりには、思いっきり空振ってしまったのですが

ぼくとしては手書きの過程の中で、気持ちをひとつずつ整理し、決意を固めることができたので良かったと思います。

 

最近ではLINEで退職の連絡をする方もいるそうですが

個人的には 自分のためにも 心を落ち着けて手書きで書いたほうが良いかなと思います。

 

ふわふわした気持ちのまま辞めてしまうと、浮ついたまま次に進んで、すぐ辞めるってことになると思うので。

 

 

まとめ

ということで、意外と古風なぼくとしては、会社の様式にかかわらず

自分のために、手書きで退職願を書くことをオススメしたいと思います。

 

 

今日の一句

 

”去来する 想いを筆で 落ちつかす”

 

▼AMAZONでも取り扱ってました◎

 

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4 件のコメント

  • いつもありがとうございます!いつでも見に来てください(笑
    デジタル・IT大好きなんですが、変なところ古風なんです。

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