【超マクロ】RX100のブツ撮りを実現するクローズアップレンズがすごい。

最近マイクロドローンにのめり込んでいるカタオカ(@peterminced)です!

3年前からSONYのRX100シリーズを愛用しているのですが、最近マイクロドローンで使う電子部品・パーツを撮影することが増えてきました。

 

できるだけキレイにブツ撮りしたいのですが困ったことにRX100はマクロが強くない

基板上の細かい配線まで撮りたいのですが、頑張って寄ってこれが限界です。

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あぁ困った。マクロに強いコンパクトカメラか一眼レフを買うしかないのか・・・

しかしドローン沼に入ったままカメラ沼にハマってしまうと溺れてしまう!現状手持ちのRX100を活かす手はないのか?と探していたら、「クローズアップレンズ」を実装する方法があるらしい。

 

今回はクローズアップレンズでどれだけ寄れることができるのか?必要な備品と比較写真を交えながらレビューしていきます。

 

取り付けのイメージ

RX100本体にレンズをもう1枚取り付けることになるのですが、構造としては下記図の通り。

クローズアップレンズだけでなく、
本体側と接続させる ②アダプタ が必要なのです。

また大きさにも規格があり、RX100に適合するものは52mmのタイプ。

この前提を押さえておくと、導入がスムーズです。

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クローズアップレンズはKENKO製のNo10

クローズアップレンズは様々なメーカーから販売されていますが、今回は国内メーカーで信頼性の高いKENKO製品に絞りました。

中華製の安いセットタイプもあったのですが、レンズコーティングがされてなかったりガタつくレビューが散見されたのでやめときました。

 

また、クローズアップレンズにはNo1~No10まで系6種類の規格がありますが、番号が大きいほど近くに寄れます。

撮影対象を限りなくマクロで撮りたかったので、今回No10を選択しました。

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(出典:Kenko TokinaのHP

 

サイズは52mmを選択しましょう!

 

 

アダプターは取り外し簡単なマグフィルター

クローズアップレンズとRX100本体を接続するアダプターは、ソニーから純正品が販売されています。

が、今回はマグネット着脱式で純正品よりも使い勝手が良いと評判のマグフィルターという製品にしました。

 

RX100のウリはなんといっても機動性。それを最大限活かすためには、着脱がもたつかないマグネット式が最適と考えたからです。結論からいうとこれを選んで正解でした!

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クローズアップレンズとマグフィルターを取り付ける

では届いた商品をRX100に実装してみましょう。

 

クローズアップレンズとマグフィルターの内容物

 

それぞれの梱包を開くと意外とコンパクト。

マグフィルターは磁石リングが予備分含めて2つ付いてます。

またそれぞれに持ち運び用のケースがついてるのが嬉しいですね。

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円形マグネットをRX100本体に取り付ける

付属の円形マグネットについてるシールをはぎ、RX100のレンズ部先端に貼り付けます。

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マグフィルターを円形マグネットに合わせる

次にマグフィルター本体を円形マグネットの形状に合わせるように設置。たったそれだけでくっつきます。磁力はなかなか強め。

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クローズアップレンズをねじ込む

あとはマグフィルターにあるネジ山にクローズアップをねじ込めば感性。かなり楽ちんです。

赤色の差し色がカッコいいですね。

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クローズアップレンズをつけるとどこまで寄れるのか?検証してみた。

ではクローズアップレンズをつける前と後でどれほど変わってくるのか?マイクロドローンを被写体として比較してみました。

今回使ったカメラはRX100シリーズでもわりとマクロができるRX100 M3です。

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RX100 M3 クローズアップレンズなし

レンズ無し状態で限界まで近づいた写真がコチラ。

まぁまぁ寄れてますが、基盤の配線や各チップ部を確認するにはやや物足りなさを感じます。

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M100 M3 クローズアップレンズあり 光学ズーム最大70mm

次にクローズアップレンズNo10をつけ、最大光学ズーム70mmまで寄ってみました。

どうでしょう、一気に臨場感がでてきました!

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チップに記載された文字や配線図、そしてはんだ付けの良し悪しが精緻によみとれます。

 

M100 M3 クローズアップレンズあり 超解像ズーム最大

まだ終わりません。RX100シリーズには超解像ズームという画像が劣化しないデジタルズームが実装されています。

この機能をフル活用して撮影した画像がこちら!

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半導体チップに記載された文字はもちろん、基板についた微細な傷までも見事に捉えられています。

 

マイクロドローンでFPV飛行する際には、許可を得るためVTXというチップを解析する場合があるのですが、クローズアップレンズがあれば苦労しませんね。

いやーここまで寄れるとは思わなかった・・!

 

マクロ撮影は三脚必須

あと余談ですが、近接するほど手ブレの影響が大きく出るので三脚は必須!

私は卓上での取り回しがよいクリップ型のフレキシブルアームをつかっています。

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細かい被写体を空中で固定するのにオススメ!

 

まとめ

クローズアップレンズを使うことでRX100の弱点、マクロ撮影の課題が解決しました。

いやはや新しくカメラを買い増さなくてよかった・・・!

 

また今回かなり寄ることができたので、水耕栽培で育てた植物の観察にも活用できそうです。

ゴーヤの雄しべとか!

 

RX100で小さい被写体をブツ撮りしたい方、約8,000円で手持ちのRX100をパワーアップできるので超オススメですぞ!

今日の一句

”汎用性 ますます高まる RX100”

 

 

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