どうも、昔から電気製品を分解するのが好きだったカタオカ(@peterminced)です!
最近立て続けに3台の古いHDD内蔵PCをSSD換装で爆速化する案件をこなしました。改造したPCのモデルと元々のスペックは下記の通り。
- Lenovo G570 433449J (2011年発売)
- 富士通 FMV LIFEBOOK AH42/K (2013年発売) ×2台
いずれもwindowsの起動に数分。
メールソフトやofficeの立ち上げですら1分前後かかっていたのですが、SSDに換装したことで即時起動が可能に。
一気に現役でもバリバリ使えるPCに変貌。
数値的にもHDD時と比較してしっかり改善されていました。
今回はロートルPC3台のHDD→SSD換装を通じて得た、誰でも簡単に短時間でできるSSD交換方法をお届けします。
実家でよく使われる15インチクラスのノートPCの改造に特におすすめです。
目次
SSD換装 おすすめのアイテム集
①SSDのおすすめメーカーはCrucial(クーシャル)
換装用のSSDは様々なメーカーから発売されています。選択肢が多すぎて、結局正直一番安いSSDでいっか!となりがちですが、3台SSD換装した経験から私がおすすめしたいのがCrucial(クーシャル)のMX500シリーズ。アメリカの大手半導体メーカー「マイクロン・テクノロジー」グループが製造している製品です。
Crucial(クーシャル)のMX500シリーズ がおすすめな理由は、データ移行ソフトが既に付属してるから!これ意外に見逃している人が多いのでもう一度言います。
\\\\CrucialのSSDにはデータ移行ソフトが付属しています!///
もちろん無料の移行ソフトを使えばSSDのメーカー問わず換装はできるのですが、ネット上の様々な換装事例を見ていると、相性の問題でたまに失敗するケースが散見されます。
はじめから相性が保証されてる移行ソフト付きのCrucial(クーシャル)なら、トラブルシューティングで消耗する可能性は限りなく低いわけです。
実際3台換装しましたがノートラブルでした!またCrucial(クーシャル)公式HPに詳しいチュートリアルが用意してあるのも高ポイントです。
ディスクの容量ですが、今回移管対象となったPCはほとんどデータが保存されていなかったので、256GBを選択しました。既にたくさん使われている方は多めのタイプを選びましょう。
②HDD内蔵データをSSDに移行させる2.5インチ用USB-SATA接続ケーブル
現PCのHDDに内蔵されているデータをSSDにコピー移行するためには専用のUSBケーブルが必要です。
私お値段手軽で電源共有用ポートも用意されている Cyberplugs SATA-USB 3.0 変換アダプタ 2.5インチ を使いました。
③ついでにメモリを8GBに増設するのがおすすめ
SSD換装のよる高速化を実現するなら、メモリも増設させるのがおすすめ。換装対象のPCメモリは4GBであることが多いのですが、現在は8GBが標準。
また、Windows10が快適に動くメモリスペックは8GB以上です。
私は相性問題もあるので同じブランドのメモリ4GB×2枚=8GB に入れ替えました。
これで複数のアプリケーションを同時に立ち上げても動作が遅くなることが防げます。
- Lenovo G570 433449J (2011年発売)
- 富士通 FMV LIFEBOOK AH42/K (2013年発売) ×2台
今回換装した上記2種類のPCに対してはこの製品を使いました。
メモリはPCによって微妙に規格が異なるので、念の為お手持ちのPCの仕様表を確認した上で注文しましょう。
実際にHHD→SSDに換装してみた
ではSSD換装に成功した手順を写真付きでお伝えします。
①データ移管ソフトをダウンロードする
Crucial(クーシャル)製のSSD にはデータ移管ソフトが付属していると書きましたが、ディスクが付属しているわけではありません。オンライン上からダウンロードする形になります。
検索エンジンで「Acronis True Image for Crucial」と打ち込み、下記ページに飛んでダウンロードボタンを押しましょう。
ちなみにこの「Acronis True Image」というソフト、普通に買うとけっこういいお値段します。このライセンスが付属しているのでCrucial(クーシャル)のMX500シリーズ はとてもお得なのです。
②SSDに接続ケーブルを繋ぎソフトをインストール
次にSSDとPCを2.5インチ用USB-SATA接続ケーブルで繋ぎます。
この時Crucial(クーシャル)製のSSD を繋がないと、①でダウンロードしたデータ移管ソフトがインストールできません。
よく考えられた仕組みです。
③データ移行ソフトを起動させる
インストールしたSSDデータ移行ソフトを起動します。
「ディスクのクローン作成」を選択。
とくにこだわりはないのでクローンモードは自動を選択
ディスクのクローン元を選択。メインで使っているディスク1をソースディスクとしました。
ターゲットディスクを選択。USBで接続しているSSDドライブのことですね。
「次へ」ボタンを押すとコピーがはじまります。
待つことおよそ1時間。SSDへのデータ移行が完了したメッセージが表示されました!
④バッテリを外し、PC裏蓋を開いてHDDとSSDを交換
データ移行が完了したら、ACアダプタとバッテリを外し、PCの裏蓋をドライバーを使って開けます。
15インチクラスのノートPCであれば構造が単純なので難しくないでしょう。
不安な方はYoutubeで「PCのモデル名 分解」と検索すれば作業手順動画が潤沢にでてきますよ!
HDDが格納されていた箇所に、データ移行が完了したSSDを差し込んでドライバーで締め直せばOK。
SSDの厚みが足りずグラつく場合は、付属の7mm厚 → 9.5mm厚 変換アダプターを貼り付けましょう。
⑤電源をつないでPC再起動
HDD→SSDへの交換が完了したら再び電源を入れ直します。起動時間が超短くなって驚くことでしょう。
交換前と全くデスクトップが目の前に現れてるはずです。作業時間は事前準備も含めてわずか1.5時間で済みました。元々保存されていたデータがたいして多くなかったからかもしれません。
ちなみに私はついでにキーボードまで交換。もう新品同様の佇まいです。
Amazonでキーボード単品が安く売られてますので、腕のある方はチャレンジしてみるといいでしょう。
まとめ
HDD→SSD換装というと難しく感じる方も多いと思います。しかしCrucial(クーシャル)製のSSD を使えばつまづきやすいデータ移行がスムーズに進めることができるので超おすすめ。難易度がグッと下がります。
必要時間もわずか1.5時間(うちほとんどが待ち時間)で済みますし、必要コストも約7,000円~と超お手軽。
手持ちのPCの遅さに悩まれてる方、PCを買い換える前に是非チャレンジしてみて下さい!
今日の一句
”ロートルが 息吹き返す SSD”
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