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地震がとまらない熊本地震
はずかしながら14日夜1発目の地震で終了と判断し、
勇んで熊本入りした結果、4/16 本震に遭遇し、
命かながら東京へ戻ってきたミンチ研究員です。
▼参考記事 :【パニック】 4月16日 AM1:25 地震発生 熊本市内のビジネスホテル宿泊客に何が起こったのか?
危機意識が浅かったぼくがいうのも大変おこがましいのですが、
熊本地震の最中3日間滞在した経験から、こんなものがあるといいというものをリストアップしてみました。
これから被災者支援・ボランティア活動で入られる方の参考になればと思います。
※基本持ち物リストを参照しつつ本記事をご覧になっていただくのが良いと思います。
災害ボランティアの持ち物準備ガイド
食糧
・大量のカロリーメイト
現地で食糧調達は思いの外困難でした。スーパー・コンビニは軒並み閉まっているし、開いてたとしてもちょっとしたお菓子くらい。
本震被災後、熊本では自販機で調達したお茶やジュースで空腹を満たしていました。
(やっと開いていたコンビニで入手できたのはビックリマンチョコ)
なので、かさばらずに最低限のカロリーが摂取できる大量のカロリーメイトを持参しておくと良いでしょう。
貴重品
・現金(ATMが使えない & カードが使えないことを想定して多めに)
・ETCカード (レンタカーで高速を急遽使う必要を想定して)
・免許証 (身分証明 & 現地での運転)
・健康保険証 (身分証明 &ケガしたときのために)
・クレジットカード (現地でレンタカーを借りる場合など大きな支出が発生する場合に備えて)
衛生用品
・体を拭くウェットティッシュ
・水の要らないシャンプー
現地での 水の調達はほぼ不可能という前提 で準備されるのがいいと思います。
お風呂に満足に入れることは有りませんでした。ホテルもお湯が出なくなってた・・・
装備編
・アイマスク(避難場所が明るくて眠れない場合があるため)
・底の厚いランニングシューズ
一般的には安全靴が良いのですが、ランニングシューズもあるとちょっとした距離も走って移動できるので便利です。
ぼくはトレイルラン用のシューズがあったので、それをはいていきました。
ランニングシューズなので 通気性もよく、履きっぱなしでもストレスを感じにくかったです。
・十徳ナイフ(ヴィクトリノックスなど)
梱包物を開けたり、野菜や果物を切ったり、缶詰開けたり、ドライバーで簡易的に修理したり。
あるとなにかと心強いです。
・マスク
避難所は人が密集するので、感染症予防のリスクヘッジ & 粉塵対策に
・絆創膏・消毒液
ちょっとした擦り傷からの感染症を防ぐ。
ガジェット編
・カセットコンロ & 調理器具
調理用。野菜はあるけど・・・ってケースがありました。
・iPad(タブレット)
地図が非常に見やすいです。渋滞情報・通行止め も googlemap で一発OK(下記画像の赤部分)
カーナビよりも機動的に使えるので、(てかレンタカーで借りた車のナビがアホすぎ・・・)
現地で土地勘がない ぼくとしては随分助けられました。
(↑ 通行止め & 渋滞しまくってる)
・モバイルバッテリ(あり過ぎて困ることはない)
・ラジオ(持ち運べて手回し充電できるものがベスト)
・シガーソケット⇒家庭用電源インバーター
安全を考えると車内生活になります。となると、 電源確保が困難。
インバーターがあれば、車のシガーソケット⇒家庭用電源100V が取れるので、電池切れの心配もナッシング。
車が自宅のような環境になります。
ただし エンジンはなるべくかける ようにしてください。
エンジンかけずに使い過ぎるとバッテリーがあがってしまう場合があるので。
参考 :バッテリー上がり、地震後に続発 車中泊背景か JAF:朝日新聞
※急ぎで必要な方はホームセンターなどでも売っていることがあります。
・コンセント分岐タップ
コンセントがあったとしても、数が限られているため取り合いになってしまう可能性があります。
この分岐タップがあればみんなで仲良く充電できます。
100均で手に入るお手軽価格。いくつか持っていくと現地で喜ばれると思います。
・折り畳み自転車
現地道路は非常に混んでいました。わずか 数キロ移動するのに1時間以上 要することも。
自転車なら渋滞気にせず機動的に買い出しや移動ができます。 場所もとるのでスペースがあれば・・・
ちなみに 自転車で熊本から福岡まで脱出した猛者 の方もいらっしゃいます。
いざというときあると安心ですね。
ほか思いついたら随時追加していきます。
これから熊本入りされる方ご安全に!
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