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年に一度のマンネリ化しつつある秋旅行
ぼくが所属していた大学のサークルでは、毎年秋旅行を行っており、1泊2日の旅行に出かけていました。
卒業後もその恒例行事は続いているのですが、大体行き尽くしてしまった感じなんですよね。
那須・大洗・茨城・宇都宮・つくば・軽井沢 などなど・・・。
で、今年もありきたりな事をするのは飽きてきたので、
関東近郊の面白いものをリサーチした結果がコチラ。
茨城県にある全国第2位の大きさを誇る霞ヶ浦を
水陸両用バスでまわるダックツアーというイベント。
これはちょっと乗ってみたい!
ということで今回の旅程に組み入れてみました。
出発は土浦駅 or イオンモール土浦
霞ヶ浦ダックツアーは土浦駅東口から出発するということでしたので、集合場所も土浦駅に。
ちなみに土浦は日本一のれんこんの産地。
学生時代、レンコン掘りのアルバイトをしたのはいい思い出です。超寒かったぁ~
ちなみにイオンモール土浦併設の駐車場からも乗車可能。
しばらく土浦東口で待っていると、巨大な乗り物がロータリー上に出現!
ナニコレッすごい目立つ!
物珍しい乗り物の登場に子供も大興奮!
大人たちもはしゃいでます(笑)
乗り物の外観・性能
①フロント
なかなか精悍な顔つきです、車高が高いですね。運転席はトラックの風貌を想起させます。
②リア部分
水陸両用車ですがナンバープレートもついてます。しかしどにかくド派手な外装。
電話番号もしっかり記載されているので、営業しながらも広告宣伝活動ができるという戦略的な外装です。
③スクリュー部
こちらが水上走行をする際につかうスクリュー。
動力は地上走行時のエンジンと共通だそうです。デフを切り換えるのだろうか・・・?
④側面部
乗降車はこの折りたたみ式ハシゴを使います。にしても側面にも電話番号と、検索を促す広告。
このたくましい商魂は見習うべきポイントが多いように思います。
⑤車両価格
ツアー中に解説があったのですが、この車両、お値段なんと1億円!!もするそうです。
ミライースが100台買える(笑)
いすず自動車製8t車をベースに、アメリカで改造したものらしいのですが、輸送費がハンパなさそう・・・。
国内で量産できればもっと価格が下がるかもしれませんね(市場を見つけるのが大変そうだけど)
⑥乗車定員
総勢39名が乗車可能。運転手・乗務員を除くと、旅客としては37名が乗船可能とのことです。
だいぶ乗れるので団体旅行でも対応できるキャパですね。
また何気に車両にAEDを設置しているのも興味深いです。
地上走行編
車両うんちくが長くなってしまいましたが、早速出発しましょう!
こちらが車内の様子。
ダイレクトな風と壮観な眺め
窓ガラスのない半オープンな車両ですので、風をダイレクトに感じることができます。気分はTMレボリューション!
外の景色も、車高が高いため普段乗用車や歩道からみる景色とは一味違います。
なんでもないものを観光ポイント化するガイドさんの手腕
また、乗務員さんのガイドが絶妙で、この怖い猿のような怪物も、勝手に観光名所化させてました(笑)
他にも、巨大石垣のような博物館や
亀城公園と呼ばれる城跡
江戸時代からあるといわれる?古い建物。
ダックツアーバスが映るショーウィンドー
駅にて待機中の常磐線車両(運転手さんたちが手を振ってくれる)
など、普通に歩いていると特に意識しないであろう構造物が、乗務員さんによって観光地化されていくのが面白かったです。
そんな非日常な景色・体験で、車内のテンションも上昇!
ぼくが個人的に気になったポイント
ガイドさんはスルーしていましたがぼく個人的に気になったポイントをご紹介。
場末のアダルトショップ”大人の館”。ゴルフコンペ用品?貸デッキ1日1000円?
隣接する研磨屋さんとのコントラストが絶妙です。
塾施設なのでしょうか??ダンプに悩まされているようです。
水上走行編
そうこうしているうちに、霞ヶ浦突入ポイントへ到着!
このなだらかなスロープから突入する模様。一番の盛り上がりポイントです。
うぉぉぉぉっ!
適用される法律が変わる
でここで興味深いのは、水上と陸上で法律が変わるということ。
地上走行時はシートベルト必須なのですが、水上になると船舶扱いとなるため、不要になるのです。
ということで、シートベルト解除!ちなみに運転手の方も地上と水上で変わっていました。
大型自動車と船舶免許の違いなのだろうか??
壮大な霞ヶ浦の景色
このようにあたり一面が水面。まるで海にいるような感覚です。ホント船ですね。
ヨットでインターハイ出場の強豪校、霞ヶ浦高校の練習風景。
よく考えると、ヨット部ある高校ってどんだけあるんだろ・・・。
水上走行すること30分。再び地上に戻り、あっというまに土浦駅へ。
まとめ:非日常感抜群
13名で参加したのですが、みな大満足。
定期的に旅行に出かけられていて、マンネリ化に悩む旅行幹事の方にオススメなツアーですね。
土浦市は最近つくば市などに押され、駅前のマクドナルドも撤退していまうほど人口減が続いているようです。
普段あたりまえのように存在する巨大な湖・町並みを
観光資源化するダックツアーのような試みをもっと取り入れていくと面白いのかなと思いました。
ちなみに11/8は土浦市長選のようです!立候補者はオジサン2名だけですけど・・・新しい風は吹くか?
今日の一句
”土浦に 新たな波風 ダックツアー”
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