どうも!確定申告はどうも紙で出さないと落ち着かないカタオカ(@peterminced)です。
3/13に確定申告を終わらせたんですが、なんか前電子申請(e-tax)が簡単になった旨のハガキが来ていたことを思い出して、その足で電子申請(e-Tax))の登録手続きをしました。
そしたら確定申告ピーク時にもかかわらず、10分以内にIDとパスワードが即日発行。あっという間に登録手続きが完了してしまいました。
それをなにげなくツイートしたらバズってしまったので、詳細な手順とメリットについてご紹介します
確定申告が完了したァァァ!
と叫ぶ予定のアナタ。
提出したらそのまま電子申請の登録を済ませましょう。これやらないと2020年度申請分(再来年)から控除額が10万円減っちゃうのYO!猶予はまだあるけど、税務署なんてほとんど来ないので一気にやるのがよろしいかと。10分もかからず完了す pic.twitter.com/fM2Mdfowg3
— カタオカ⌘兼業水耕農家FPV (@peterminced) 2019年3月13日
目次
マイナンバーなしでも電子申告(e-Tax)ができるようになった!
現在電子申告(e-Tax)をするためには下記2種類の方法があります。
【A】マイナンバーカード式
従来か行われている方式です。ですがマイナンバーカードを役所に行って発行し、カードリーダーを買う必要があるため正直面倒です。
私もいつかやらなきゃなぁ!と思ってはいたものの、マイナンバーカード発行のために役所に行くのがダルすぎて、結局放置してました・・・。
そんな人、結構多いんじゃないでしょうか?
【B】ID・パスワード式
なかなか進まない電子申告(e-Tax)が増えないことに危機感?を感じた国税庁が行政コスト削減の観点から最近導入したのがこのID・パスワード方式。
従来のようなマイナンバーカード・ICカードリーダライタは不要なのが最大の特長。これは利用しない手はありません。
(出典:国税庁HP 平成30年確定申告特集)
ID・パスワード方式で登録するための方法
ID・パスワード方式は簡単ですが少しだけ注意点がありますのでご一読を!
①持ち物
身分証明書(免許証)
・・・個人を証明するものが必要です。私は財布に常備していた自動車免許証で大丈夫でした。たしかに身元を確認しないと第三者が勝手に申告作業して余分に納税させられるリスクが生まれますね笑。
②税務署に足を運び窓口に並ぶ
これ勘違いしやすいポイント。ID・PASSの発行は税務署に行かないとできません。なので税務署に足を運ぶ確定申告時がベストタイミングなのです。ちなみに私が足を運んだ3/13は確定申告の締切2日前という繁忙期だったのですが、電子申告するための窓口はガラ空きでした・・・。今がチャンス!
③税務署のPCで必要事項を入力
窓口で書類に必要事項を書いたら、係員のサポートに従いPCを操作します。
重ねていいますが、ここでマイナンバーは必要ありません!
- 連絡先
- 希望のパスワード
- 通知が来るメールアドレス
を記入してあっという間に完了してしまいました。
④メールで完了通知が来る
登録が完了したらメールで速攻通知が来ます。これで無事完了です◎
電子申告(e-Tax)に変えないと青色申告控除額が10万円減る!
電子申告(e-Tax)に切り替えないと2020年事業の確定申告時に青色申告特別控除額が10万円減額されてしまいます。
詳細は下記の通り。
基礎控除は増えるので全体の控除額は増える
何も対応しなければ
- 青色申告特別控除額は65万円→55万円に減額されますが
- 基礎控除は38万円→48万円と増額される
ため、控除額の合計金額は103万円のままです。
ですが電子申告(e-Tax)にすると①の減額が無効化され、控除額の合計金額は113万円にアップ!
(出典:国税庁HP)
つまり電子申告(e-Tax)すると節税できるわけです。
年間所得が400万円なら2万円の節税効果
では実際どれほど節税できるのでしょうか?これは年間の所得金額によって変動します。
(出典:国税庁)
例えば売上から経費を差し引いた年間所得金額が330~695万円の方の場合、所得税率が20%。
ざっくり計算して 10万円×20%=2万円 節税できると思われます(多分!)
これ毎年継続していくことを考えると10年間で20万円のインパクト。なかなか侮れないです。
2020年分(2021年3月までに確定申告する分)
と散々煽りましたが、手続自体は2021年3月締切の確定申告まで完了させれば大丈夫。(平成 32 年分(2020 年分)以後の所得税から適用なので)
けど税務署なんて確定申告の時くらいしか出向かないし、今は多くの人が知らないせいか窓口ガラガラなので
今回の確定申告時に一気にまとめて済ませることをオススメします。
まとめ
税務署に足を運ぶ機会ってほとんどありません。猶予もまだあることから先延ばしにしがち。が、ざっくり計算で2020年の納税分以降10年間で20万円節税できるのは大きなインパクト。(間違ってたら指摘してくださいー!)
また、海外で仕事してる方はわざわざ確定申告のために帰国する必要もありません。
「確定申告オワタァァァ」と叫んで安心する前に、そのまま電子申告(e-Tax)の手続きを済ましちゃいましょう!
今日の一句
”知らないと 地味に損する e-Tax”
より節税するための方法がマンガで楽しく学べます◎
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