目次
引続き継続中のゴーヤカレー研究
久々にゴーヤネタですw。
ゴーヤチャンプルー以外の、ゴーヤの調理法はやっぱカレーなんじゃないかと
度重なる実験を経て感じているわけですが
参考:ゴーヤカレー研究の足跡
いずれも使用したのは市販のカレールーでした。
味は全然問題なく美味しかったのですが、せっかくならスパイスから本格的に作ってみようと思い立ちました。
ということで大学インカレ時代の後輩のブログで都内のスパイス店をリサーチ。(彼、面白いデスヨ)
参考:美味しいスパイスカレーを作るときはここにいけ!都内インド食材店ベスト6
上野アメ横の野沢屋へレッツゴー!
通勤途中で立ち寄りやすく、夜遅くまでやっているということで、
アメ横センタービル 地下1階 野沢屋へ。
店頭に並びまくる多種多様なスパイス達。うーむ、種類があり過ぎて正直どれを買えばいいのかワカラン!
ここはやっぱり専門家に聞いてみようと、店主のオジサンに相談してみることに。
ぼく:
あのーゴーヤのカレーをつくろうと思うんですけと、どんなスパイス買えばいいんでしょうか?
おじさん:
えっゴーヤのカレー!?苦いのかい?うーんわからないねぇ。とりあえず、この入門用のスパイスセットを買って、どんなスパイスがあることをしることから始めたほうがイイんじゃないかな?
たしかに、まずはスパイス世界の全容を知ったほうが良さそうだ。
ということでオジサンから勧められたのが GABANの手作りカレー粉セット
お値段も500円代と、手を出しやすい価格帯です。
GABAN 手作りカレー粉セット 開封の儀
ということで早速中身を開封してみます。
いやーなんかものすごい種類のスパイスがあってワケワカメ!
だってこんなにあるんですもん!
原材料:
ターメリック
クミン
コリアンダー
陳皮(みかんの皮)
フェネグリーク
フェンネル
シナモン
カエンペッパー
ガーリック
ジンジャー
ディル
オールスパイス
カルダモン
クローブス
スターアニス
セイジ
タイム
ナツメグ
ブラックペッパー
ベイリーブス
ひとまず全部かき混ぜて炒めるっぽい
同封の説明書によると、これら20種類のスパイスを、すべて混ぜ合わせ、弱火で炒めることによってベースのスパイスができるらしい。
なかなか面倒くさいな。
各スパイス味見をしながら入れていった中で気になったものを紹介します。
みかんの皮(陳皮)
ほほーミカンの皮までもがスパイスになるんですね。これは知らなかった人多いんじゃなかろうか。
柑橘系の香りがします。
例えば、みかん加工工場から出てくる大量のミカンの皮たちをスパイスとして二次活用できたら面白いかもですな。
カエンペッパー
すげぇ辛そうな色してますが、実際スゴイ辛いです。
カエンですからね、火炎。ゴォォォォー
クローブス
独特の香りのするクローブス。
アロマオイルにもクローブバットというオイルがあるのですが
ゴキブリの忌避効果があるとのこと。
まさかそのクローブがスパイスになるとは・・・。
というわけで20種類のスパイスをシャカシャカシェイクすると・・・
こんな綺麗な黄色に。いかにもカレーッて感じの色ですな。
さらにこれを、油で炒めてます。
より香ばしくなりました。
できたスパイスはこのようにタッパーに保存しておけば、いつでも使うことができます。
これでようやくスタート地点にたてました。
ベースとするのはチキンカレー
今回、ゴーヤカレーのベースにするのは、同封説明書に記載されていた
チキンカレーのレシピ。
鶏もも肉:600g
カレー粉
プレーンヨーグルト:大さじ1
しょうが:大さじ1
たまねぎ:大2個
ホールトマト缶:1/2缶
サラダ油
水:700cc
固形スープの素:2個
塩:小さじ1.5
チャツネ:大さじ1
ちゅうわけでレッツクッキング!
まずは鶏の胸肉にスパイスとヨーグルトを染み込ませます。
その間、たまねぎと生姜を飴色になるまで油で炒めます。
ちなみに余談ですが、たまねぎはヘタを切って水につけておくと
皮がツルっとはがしやすくなりますよ。ニンニクも同様。
大学時代にバイトしていた居酒屋で教えてもらいました。
炒め終わったらホールトマトを投入。面倒くさいので1缶まるごと入れちゃいましたw
火が通ってきたら、スパイスを大さじ2杯投入。
固形スープの素がなかったので、鶏ガラスープの素で代用。
ちょっと味が辛かったので、クリーミーさも出すために生クリームを投入。
チャツネって何?と思ったのですが、スーパーに売ってました。
味はあんずジャムのような味です。
ひとまずこれも投入します。
真打ちゴーヤの投入
冬なので、スーパーで調達。マルエツだと400円以上するのですが、なぜかOKストアは198円(税抜)と良心的。
助かります◎ちなみに沖縄産。
せっかくなのでワタも細かく刻んで入れちゃいます。
投入タイミングは最後!余熱で温めるくらいが、食感が失われずに美味しく食べられますゾ。
市販のルーとは一線を画する本格的な味
というわけでいざ実食です。うーん美味しそう!
市販のルーとは一線を画する味。
なんちゅーか、インド人の経営するカレー屋さんの味に近い味。
スパイスをバシバシと感じます。
そして口の中で噛んでいくと、ゴーヤの苦汁がブシャーっと広がり
味に奥深さを与えてくれます。あぁぁっタマラン!
妻の両親にも食べてもらったのですが、やっぱルーとはぜんぜん違うとのこと。
香りからして全く違うとのことでした。
まとめ
市販のルーとは違って、はじめにスパイスを作るのが面倒くさいのですが
スパイス1つ1つの名前や特徴を実感しながら作れるので、研究者としてはとても勉強になります。
特に、ミカンの皮がスパイスになるなんて知りませんでしたから。
全国のみかん農家さんには宝の山が眠っているんじゃないかなー。
あと1度作ってしまえば、手軽に本格スパイスを味わえるので
料理のバリエーションが増えます。
先日も広島風お好み焼きの作成途中にふりかけたところ、いい感じに仕上がりましたヨ。
普段食べ慣れたカレーから一歩脱却したい方には、お値段もお手頃ですので
オススメデス!
今日の一句
”お手軽に スパイス試せる GABANかな”
GABANの手作りカレー粉セット
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