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プログラミング学習を1度中断しました
方針、カリキュラムが合わず、10月初旬をもって通学していたプログラミングスクールを中途解約(損切り)しました。
正直スーパー消耗したのですが、まぁ前を向いて生きていこうということで、今後について
・実務未経験を前提に案件に挑戦
・スクールを変えて学び直す
2つの選択肢で検討中でございます。
とはいえ今回の件で、ITの業界やプログラミングスクールへの不信感が増大したため、なかなか次の一手が打てずにおりました。
プログラミングスクールにはいろんな背景を持った人が来る。
相応の時間とお金を投じて人生をやり直したい覚悟を持っている人もいる。
もしそんな人達を無知につけこみカモろうとする経営者がいるなら、それはとても残念なことだ。— ミンチ研究員 byベランダゴーヤ研究所 (@peterminced) 2016年10月28日
マーケットから逆算して考えようと思った。
が、いつまで脳内シミュレートしていても埒が明かないので、実際のマーケットに詳しい人に聞いてみようと思いました。
30前半にして実務未経験。
正直スキル不足で恥をかくかもしれないけど、死ぬわけじゃないし、金と時間を失うよりは全然ええわ。
ということで
マーケットについて詳しいであろう、ITのフリーランス案件を紹介しているエージェントにぶっちゃげた話を聞いてみることにしました。
エージェントは結局人売りであり中抜きである。
ただ、仲介エージェントって結局は人売り。油断しているとたたき売られてしまうので注意が必要です。
ぼくは前々職が元人材系ベンチャーだったので、このあたりの事情は詳しいです。
例えば転職エージェントの場合は、紹介した人の約30%が収入になるのですが、
モラルのないエージェントは平気でブラック企業をぶち込んで来ます。
紹介先がホワイト企業であろうが、ブラック企業であろうが、エージェントには一定の収入が入りますからね・・・・。
ポテパンというフリーランスエージェントに相談してみる
で、慎重に選んだ結果まず話を聞いてみようと思ったのが「ポテパンフリーランス」。
理由は、運営しているお役立ちサイトが結構丁寧に書かれていて、信頼できそうな感じがしたからです。
なんでパンダなのかは謎だけど・・・・。
渋谷で面談
登録したところ、担当の方からスキルシート提出を求めらたので記入して送信。
まぁITという切り口では内容ショボいかもしれないけど、前職でやってたiPadやら展示会プロジェクト案件を書いて提出。
そして渋谷で面談することになりました。
オフィスはdots渋谷のコワーキングスペース。
(出典:dots公式ページ)
人によっては判断が割れるかもしれませんが、
個人的には家賃で無駄に固定費かからない分、多く抜かれることもないのかなと思いました。
家賃だけイッチョ前に高くて中身が伴ってないところって沢山ありますからね・・・どことは言いませんけど。
面談対応者は20代後半のエンジニア
面談にて対応していただいたのは20代後半くらいと思われるエンジニア経験のある方。
色々こちらの状況をヒアリングして頂きました。
というわけでこちら側から色々質問してみました。
言語マーケットについて
COBOLといった金融機関で多く使われていた昔の言語については、需要はどんどん減っている。
PHP・Ruby・Javaについては需要は多く案件単価も高い。
JavaはWebだけでなくアンドロイドアプリを作れたり汎用性が高い。
最近だとPython(パイソン)は人工知能関連でソニーを中心に需要が高まってきているし
VR関連も伸びてきている。
よって言語のトレンドをうまく嗅ぎ取るセンスが重要である。
数年前はスマートウォッチが来る! と話題になったけれど期待されたほど需要がなかったケースもあるので・・・。
あとはいろんな言語をまんべんなくやるよりも、1つの言語を深く突き詰めたほうが良いとのこと。
【感想】
言語トレンドを嗅ぎ取るセンスってエンジニアにとって死活問題な気がしました。
うっかり地雷を踏まないように気をつけないと・・・。
個人的には前回通っていたスクールではPHPを学習していましたが、
ソースコードがシンプルで分かりやすいRubyで行きたいなと考えています。
PHPよりも文法が簡単!⇒Ruby 学習コース 基礎編を修了しました!pic.twitter.com/ZeKq3vInm1 https://t.co/yeTTFPn7R6 #Progate
— ミンチ研究員 byベランダゴーヤ研究所 (@peterminced) 2016年10月17日
人材の年齢マーケットについて
30代であれば未経験でからでも行けるとのこと。
が、やはり20代の方が入りやすいのは事実。
それはスキル・能力というよりは、経営者にとって使いやすいかどうかという問題に起因する。
例えば社長が30才で新しくエンジニアを採用しようと考えた際
35才と28才の同レベルのエンジニアがいたとしたら、後者の方が選ばれやすいという話です。(人物評価は控除して考えて)
【感想】
まぁこれは仕方のない事実ですね。ぼくが社長ならやはり年下を選んでしまう気がします。
が、包容力のあるオジサマだったらそれはそれで色々相談しやすいのでアリかなーとも思いました。
つまり若者に対して横柄なオッサンにはなるなということですね。
40代を過ぎても活躍できるエンジニアとは??
・需要の高い言語を扱えるかどうか
・エンジニアとしての技量
が問われる。
例えば
今人工知能ブームで需要の高いPythonが使える50代エンジニアがいたとすれば、どこも欲しい。
40才になるまでいろんな実務経験を積みまくって幅を広げていけばエンジニアとして生き残れる。
【感想】
これについては、エンジニアという軸だけでなく、他のスキルと掛け合わせることで差別化していくのも重要かなと思いました。
- やけにゴーヤに詳しいエンジニア
- カッコイイ写真がとれるエンジニア
- 料理がプロ級の腕前のエンジニア
とかね・・・。
実際の案件について
HTML/CSS といったコーダーとして入れる案件も多くある。
そこで実務経験を積みながらプログラミング言語に広げていくのもアリ。
PHPも学校に通われた経験があるのであれば、未経験の門戸は広い。
また、セールスエンジニアという案件もある。
技術的な説明をするポジション(売り込みはしない)
【感想】
フリーランス案件というとバリバリのプログラミング言語書くというイメージだったのですが
HTML/CSSから入れるやつもあるのであれば、それはそれで安心ですね。
いけそうな実務をやりながら別途スクールに通えば、学習吸収効率もよいのかもと思いました。
(時間の確保が重要だけど)
セールスエンジニアについては、コードを書く時間が確保しづらいと思われたのでやめておくことにしました。
期間・出勤日数・休日について
常駐については3ヶ月単位が多い。そこから継続案件もある。
未経験からのスタートであれば、週5日はやはりほしいところ。
休日については申請し、上長との調整ができれば取れるとのことでした。(だだし有給扱いではない)
【感想】
うーむ、まずは週5からか。今やってるコンテンツ作成やプロモーションの案件との両立は難しいかもなぁ。
色々スケジュールを考えていかなければ。。。
今後のまとめ
というわけでポテパンさん目線ではありますが、マーケットの概要が分かってきました。
多分同じようなこと知りたがってる30代の方って多いんじゃないかなーと思って書いてみました。
なにかしら役に立ちましたら幸いです。
ポテパンさんについては現在抱えている案件のスケジュールを整理したうえで、検討してみたいと思います。
今日の一句
”市場から 逆算するのが 近道だ”
シュミレートはやめて~
アナウンサーが趣味レーションって言っているのを聞くとイライラする
ご指摘ありがとうございます〜
いつも間違えてしまうんですよね・・・・
率直で、とてもためになりました。私も似た状況でまさにフリーの仕事を始めようとしているところです。純粋にエンジニアというより、自分の能力の何をエンジニアリングと合わせて、どういうアプローチの課題解決ができるのか?が大事ですよね
ぼくの場合だと;
1. 生態的な文明をおもにインターフェースの観点から作りたい ー 2. フィジカルなインターフェース・インタラクションデザインを稼ぐ中心の仕事にする ー 3. インターフェース寄りのエンジニアリングからフリーの仕事を始めよう(JS, iOSなどから仕事を始めようと思っています) ー 4. Railsでの開発(現在はココ:開発経験通算8ヶ月)
お役に立てて良かったです。体を張った甲斐がありました。
生態的な文明とは非常に面白いバックグラウンドをお持ちですね。
生物学系の方なのですか??