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5/18(水)は本多静六博士を顕彰する会総会
先日、本多静六さんの記事を書いていて
そういえば本多静六博士を顕彰する会の総会が5/18に開催されるとの案内が来ていたことを思い出しました。
入会して数年経ちますが、これを機会に行ってみることにしました。
めちゃ平日なので有給を取って(笑
本多静六博士を顕彰する会とは何か?
会則にはこのように書かれています。
ぼくは本多静六博士のことを世の中にプロモーションし、世の中を良くすること
と解釈しております。
この会に入ったのは確か3-4年前だったのですが
久喜市のHPで会の存在を知り、ファンとして入りたいと考え
久喜市に連絡して会長さんを紹介して頂き入りました。
今は募集用のページもできています。ご興味のある方はお問い合わせください。
本多静六博士を顕彰する会(旧本多静六博士を記念する会)では、本多静六博士の業績を調査・研究し、世間に広める活動を行っています。
当会では、会の活動をさらに充実させるため、会員の方を広く募集しています。本多静六博士に興味があり、当会の趣旨にご賛同いただける皆さんのご入会をお待ちしています。
会員の方には、「本多静六通信」や、総会のご案内などを送付します。
年会費 個人会員 1,000円 団体会員 5,000円 申込み・問合せ 本多静六博士を顕彰する会窓口(菖蒲総合支所 総務管理課内)
電話:0480‐85-1111(内線220)(出典:久喜市HP)
県外者は桶川駅からバスを駆使して行け!
開催場所は久喜市の菖蒲支所
この通り、宇都宮線・高崎線のちょうど間に位置するため
バスを駆使せねば行けぬ、ちょっとハードボイルドな場所です笑
ちなみにJR桶川駅からのバス車内はぼくひとり。。。
わざわざ有給とって県外からやってくる物好きはあまりいないということですね。笑
油断してたら降車場所を間違えて2kmも歩いてしまいました。ハァハァ。
新堀 が停車場所ですぞ。菖蒲車庫じゃないのでご注意を。
道中見つけたホワイトニング中の つちや品子さん。
畑の中をテクテクあるいて、ついに目的地の菖蒲支所に到着です。
久喜市菖蒲支所には、本多静六博物館 &巨大顔ハメ がある。
ちなみにここ菖蒲支所には、本多静六記念館が併設されており、本多ファンの聖地となっています。
ひげをたくわえた本多博士がお出迎えをしてくれます。
また支所内には久喜市菖蒲町のゆるキャラ しょうぶパン鬼! の巨大顔ハメがあります。
穴がデカイ!
もっと小さくして欲しかった・・・
総会の様子レポ
ハイミドル層を中心とした多数の出席者
さて前置きが長くなりましたが、総会の様子を。
バスの降車場所を間違えてギリギリに到着してしまったためか既に多くの人が着席。
結果案内された場所は 最前列! マジカ!
総会ビギナーなのに、いきなりスゴイ場所に座ってしまった。。。。
ちなみに会場のレイアウトはこんな感じ。
驚いたのは 総会参加者の多さ。
60から70代を中心に、70~80人位 いらっしゃったんじゃないでしょうか。
特に ご婦人が多かったのが印象的でした。
本多博士の求心力スゲェ。
そんな参加者の前に飛び込んでしまった齢30代のぼく。浮きまくりっす(汗
総会配布資料と式次第
顕彰する会の事務局の方が作られた資料を元に、会は進行していきます。
こちらが式次第です。
興味深い会計報告・・・増加中の会員数
資料にパラパラ目を通していますと、いくつか興味深い内容が。
会費の収支なのですが、予算額から +62% も増えているんです。
額にして62,000円。
内訳全員が個人会員とすると、62名のもの人が新規入会されたということ。
現時点で100名ちょっとの母数で、この伸び数は素直にスゴイと思いました。
念のため質疑で聞いてみたところ
ゴミの焼却場を本多静六の森にする事業の際、役場関係の方に協力してもらい
およそ20名が増えたとのこと。
また今年入会された吉川市在住の男性は
”野鳥の観察で、ある森に入った時に本多静六博士のことを知り、感銘を受けて入会した”
とコメントされていました。
個人的に思うに、全国に静六ファンはけっこういると思うんですよね。
この会費収入はまだまだ伸びる余地があるのではないでしょうか。
あと本多家太っ腹!さすが!
H27年の事業報告
こちらが顕彰の会のH27年度の事業報告なのですが、非常に精力的に活動されているのが分かります。
テレビ埼玉や日本経済新聞などマスコミから取材が来ているのが嬉しいことですが
忘れてはならないのが 事務やボランティアガイド といった地道な活動。
特に本多静六通信は 編集・構成・印刷・送付 と時間と手間がかかる業務とのことでした。
役員の方の日々の努力に、頭がさがる想いであります。
せっかくなので色々提案してみた。
事業報告を聞いている中で、
こうしたらもっと静六ファンが増えるんじゃないかなというアイディアが浮かんだので
東京からきたし、なんの巡り合わせが最前列にすわっちゃったので
思い切って提案してみました。
①久喜マラソンとタイアップしてみてはどうか?
今年3/13(日)に久喜マラソンを走ったのですが、沿道の応援の多さと、多彩なイベントで非常に印象に残る良い大会でした。久喜マラソンは市外・県外からを含めて5,000人もの人々が集まる大会。 つまり多くの人にPRできるチャンス。
同じく久喜市なら、久喜マラソンと何かタイアップしてみたらどうでしょうか??
⇒参考記事:【途切れない応援】第1回 #久喜マラソン はスーツ姿で #川内優輝 が爆走する超面白大会だった。
来賓席にいらっしゃった 田中暄二 久喜市長 からの回答
今年第1回を終えた久喜マラソン、市街地で開催する許可を得るのが思いの外困難で、開催自体が危ぶまれるほどであった。
国道や県道を一時的に止めてしまうと、大規模な交通渋滞が発生するため、コース決定に苦慮した。
私としても4つの市町村が1つになった久喜市なので、4地域回れるコース設定としたかったが。
警察が最大限譲歩した現コースに落ち着くこととなった。
なるほど、あの久喜マラソンのコースにはそんな苦労があったんですね。
てか市長いたの!?これは大変失礼いたしました・・・^^;
久喜マラソンの最大の魅力は、沿道からの絶え間ない応援だと思うので、現コースがBESTだと思います。
本多静六のPRは、来年個人的に本多博士にコスプレ仮装して走ればOKかな。
この格好はスゲー暑そうだけど笑
②ふるさと納税で本多静六をPRしてみてはどうか
本多静六のファンになったことがきっかけで2年前から毎年久喜市にふるさと納税させて頂いているのですが
本多静六をPRすれば、全国の静六ファンが納税してくれるじゃないかと思いました。
現状近しい枠組みはこれだとおもうのですが
3.教育事業のために
幼児教育の充実
学校教育の充実
高等教育機関との連携
青少年の健全育成
人権教育の推進
生涯学習の推進
歴史・文化の継承と活用
スポーツ・レクリエーション活動の充実
ここに本多静六の事業を加えてみてはどうかなと。
返礼の品は本多先生の著作から自由に選択できる感じ。
もしくは他の返礼の品に1冊しれっと同梱してPRしちゃうとか。
▼久喜市担当者からの回答
上記件については、総会終了後久喜市の担当者の方とお話する機会があったのですが
以前にも検討したことがあったとのこと。
ただ、市販されている書籍を返礼の品としてしまうと、市場価値が下がってしまうのではないかという懸念があったため
実現とはならなかったそうです。
なるほど、色んな所に配慮しなければならないのですね。大変だ~。
ただ書籍をふるさと納税の返礼品とする事例については
和歌山県の有田市が実際にやってますし
▼参考記事:【斬新すぎる】市長がおすすめの本を選んでくれる有田市の #ふるさと納税 に寄附してみた。
本多静六先生の本は文庫化されて 500円 ちょっとで買えてしまうのと
著作権保護期間も切れてしまっていることから
そこまで気にしなくてもいいんじゃないかなと思いました。
ほか本多静六にまつわるエピソード
最後に、本多静六に関する面白いエピソードの紹介があったので一部記載しておきます。
- 上田清司 埼玉県知事は本多静六を尊敬している。記念館設立時も、協力してくれた。
- 本多静六が林学を選んだのは、一番学費が安かったから。(大学進学時、非常に貧しかった)
- 本多静六の孫の孫が総会に来ていた。小学生かな?
- 本年度は本多静六生誕150周年。記念誌を作ることを計画中。
まとめ:本多静六は多くの人に敬愛されていた
今回はじめて総会に参加したのですが
本多静六を敬愛する方達の熱気を感じることができて良かったです。
ただ、やはり20代~40代といった若い世代への知名度が
まだ低いように思いますので、このブログで発信できればと思いました。
あと色々好き勝手な発言で皆様お騒がせしました~m(. .)m
今日の一句
”ハイミドル 心をつかむ 静六さん”
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