ベランダ農業は弱者のための農業。インドア派な君もできる!

いやー東京は今日からセミが鳴き始めました。
梅雨もあけてすっかり夏ですね。

そんな夏真っ盛りの今日
今年脱サラして新規就農した
大学時代の先輩のところへ
お手伝いしに行きました。

 

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えっほらえっほら
畝を作ります。
腰にけっこうきます。

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気分は一向一揆。
アゲアゲです。

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これは黒マルチという覆いを
設置する作業。

夏場においては雑草の発生を抑制
冬場においては地温の維持

という効果があるのですが
テキトーに張ると風で飛ばされてしまうので
ピンと張りながら設置する必要があるとのこと。

なかなか奥が深いです。

いやはや午前中だけの作業だったんですが
普段内勤な上

1週間前熱中症になったばかりの弱体化したぼくにとっては
暑いわ、腰は使うわでなかなかハードでした。

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(熱中症になったときのぼく)

20代の頃は毎年フルマラソンに出たりと
体力には自信があったのですが
30代になると急速に衰えてしまうのか。。。

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ちなみに一番左が先輩ですが
まず肌の色からして違いますね。

その黒さ、チョコボール向井なんじゃいかと。

しかも前日飲み会で終電帰りな上に
朝テニスをして農作業
という最強の体力を持ち合わせています。

もうすっかり農家の出で立ちです。

対して右端がぼく。
色白でひょろひょろもやしのようです。

このように農業とは体力勝負であることを
思い知らされた1日だったのですが

ベランダ農家の良さも発見出来ました。

①インドアな人・体力がなくてもできる。

水を運ぶという力を必要とする作業はありますが
基本的に作業場所はベランダなので
炎天下で作業することはありません。

気持ち悪くなったり疲れたら
すぐにクーラの効いた家に入って
麦茶が飲めます。

②移動がすくなく効率的で疲労しにくい

先輩の畑は約1haと広いだけあって

かぼちゃ・すいか・トマト・ゴーヤ・きゅうり・なす・ぶどう・・・

などあらゆる作物がありバリエーション豊かなのですが

敷地が広大なため
何か備品を取りに行ったり
収穫物を運搬・休憩するにあたって

どうしても物理的に一定の距離を移動する必要があります。

_SL1500_先輩の話によると
新規就農研修では体力を無駄に消耗しないため
猫車(手押し車)の持ち方・動かし方まで
指導されるようです。

つまりそれだけ移動には体力を要するわけです。

対してベランダ農家は移動といえば
ベランダと家の中のみ。

忘れ物をしてもすぐに取りに戻れます。

このように制約だらけのベランダ農家も
視点を変えるとメリットに転じる点も多いなと思いました。

もちろんベランダ農業だけで生計を立てていくことは不可能ですが
作業効率の高さを武器に、栽培効率の高さは
畑を上回るんじゃなかろうかと思った1日でした。

 

今日の一句

 

”インドアな ぼくはベランダ 農業さ”

 

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