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壁紙が汚いとテンション下がる
桜も満開、新年度スタート、進学・就職・転職・転勤などで新生活をはじめられている方も多いことと思います。
ただ、部屋の壁紙が汚かったりすると、気分も落ち込みます よね。
賃貸の方は大家さんに頼めばクリーニングしてくれるんでしょうけど、
持ち家の方や、中古住宅をリフォームしようとしている人にとっては、結構な出費になってしまいます。
しかし多少手間はかかるけど、格安に綺麗にする方法があるんです!
それは、自分で壁紙を塗ってしまう ということ!
小規模なものなら500円以下。
大規模でも1万円程度の出費で壁紙をキレイにすることができます。工務店に貼り換えを依頼すると10~20万円するのでかなりお得です。
A:落書きなど一部の範囲をキレイにするためのアイテム
いやいや、超広範囲じゃなくて、一部だけなのよ!子供が落書きしたところとかさ!
という場合は大げさに道具を揃える必要はありません。建築友の会が発売しているクロスタッチを使えば、汚れた箇所を塗るだけでキレイになります。
お値段もお手頃なので、まずはこれで試してみると良いでしょう。
B:広範囲に壁紙を塗るために必要なアイテム一覧
壁紙を広範囲に塗るためのアイテムは地味に種類が多いので、まとめてみました。
商品名・リンク | 備考 |
---|---|
壁紙用塗料(アサヒペン) | 1部屋5Lが目安 |
マスカー(床用養生) | 550mm以上。大規模な場合は1100mm以上 |
マスキングテープ | スイッチ類の保護に使用 |
万能用ローラーバケ5点セット | 塗料バケツとローラーがセットになったお買い得品。 |
天井塗用 ローラー継ぎ手 | 天井も塗る場合はあると圧倒的にラク。 |
刷毛ハケ | ローラで塗り切れない細部の仕上げ |
使い捨てつなぎ | 服が汚れないために。冬はサイズ大きめで。 |
塗る前の下準備
①スイッチ類のカバーは全部外しておく。
塗るときに汚れてしまうので、電機のスイッチカバーは外してマスキングテープを貼っておきましょう。
プラスドライバーが1本あれば、わりと簡単に取れますよ。
②床にマスカーを敷く
実は今回のDIYではじめて知った、このマスカーというアイテム。超便利です!
緑部分がテープになってまして、このようにフチに沿って貼り付けていくと
こんな感じに。
で、ビニール部分を開くとなんと!
あっという間に床養生が完成!これならペンキが垂れても心配なし。
いやーこれ発明した人天才だわ。
ちなみに大規模に壁紙を塗る場合は、幅が広いマスカーを使うことを推奨します。写真のように床だけでなく部屋の中にある備品までカバーできるからです。
③マスキングテープを貼る
ペンキが散ったらヤバイところには予めマスキングテープを貼って保護しておきましょう。
④自分自身の汚れ防止対策を行う
ローラーでの塗り作業は地味に塗料が飛び散ります。服や肌についた塗料をとるのはかなり面倒ですので、このように使い捨てつなぎを装着しておくと良いでしょう。
壁塗り作業の様子
バケツ側で塗料量を調整する
壁紙塗料をバケツに注いだら、網目部分を使って適量になるようにふるい落とし
ローラーで壁に塗っていきます。
塗料の乗りもよく、よく伸びるので結構この作業楽しいです。
天井塗りは必ずロング継ぎ手を使う
天井も塗る場合は、取っ手にねじ込むことで ローラーのリーチを延長できる「天井塗用 ローラー継ぎ手」を必ず使いましょう!首の疲れ方が圧倒的に違いますし
都度脚立に登らずとも一気に塗り上げることができるので超効率的です。価格も手ごろですので天井塗りの際にはケチらず投資しましょう。
細部はハケ・ブラシを使って仕上げる
角の部分はローラーでは届かないため、ハケ・ブラシで塗っていきます。
ちなみに 2m×3.5mくらいの部屋であれば、大体 2-3時間もあれば完了 しちゃいます。
複数人でやる場合はもっと早くできるでしょう。ただし2度塗りをしたほうが綺麗に仕上がりますよ。
塗り終わって程よく乾き始めたらマスキングテープを剥がします。
これも結構楽しい作業♪
【比較】塗ってどれほど変わるのか?
自宅と実家の店舗、2パターン実施したのでそれぞれについてお見せします。
自宅の場合
実家店舗の場合
壁紙を白く塗る前は、この通り鬱屈した暗い雰囲気だったのですが
このように白が光を反射することでかなり空間が明るくなり、来た人が驚いてました。家庭内だけでなく店舗のリノベーションでも十分使えます。
壁紙塗料の容量は?
今回は4Lを購入しましたが、2-3部屋であれば余裕で塗れます。アサヒペンHPに記載されていた参考目安数値を元に表を作ってみました。
容量 | 1回塗り | 吸い込みの多い面 |
---|---|---|
0.7L | 5~6m2 | 2~4m2 |
1.6L | 11~14m2 | 5~9m2 |
5L | 36~43m2 | 14~29m2 |
2度塗りした方がキレイに仕上がるので余裕をもって購入されることをおススメします。仮に余ったとしてもフタを閉めれば保存できます。
ちなみに私は余った塗料は古いタンスのリメイクに使いました。
木材にも色乗りはGOODです。
まとめ
というわけで壁紙汚れで気分が落ち込んでいる方、部屋の内装変更が自由にできるのなら
壁紙塗料による セルフリノベーションをオススメします!
今日の一句
”塗るだけで 世界が変わる DIY”
必要な備品リスト
商品リンク | 備考 |
---|---|
壁紙塗料5L | 1部屋塗る場合は5Lモノを選びましょう。ケチると足りなくなります。 |
養生マスカー | 家庭用なら550mm。大規模空間なら1100mm。 |
マスキングテープ | 幅18mmがスタンダードで使いやすい |
ローラーバケ5点セット | バケツやローラーなどが揃ってるオトクな5点セット |
TRUSCO 伸縮継ぎ柄2メートル | 天井を塗る場合の必須アイテム。圧倒的な効率を実現 |
お得用多用途用ハケ3本セット | ローラーでは塗り切れない箇所を仕上げるためのハケ |
使い捨て不織布つなぎ | 服が汚れないために。冬はサイズ大きめで。 |
こちらの記事、お買い物リストが具体的ですごい助かりました。お正月に部屋の白壁や天井が子供の書き初めで墨汚れ。壁紙張り替えかと考えていたところ、塗り替え被災前と変わらない状態にバッチリ補修できました。