最近kindleが大稼働中
先日、風邪で寝込んでkindleに大いに助けられたことをきっかけに
電子書籍でマンガを買いまくっているミンチ研究員です。
いやー読みたいマンガを、本屋に行かずとも、安くすぐ買えるって
今更ながらすごい発明なんじゃないかと思います。
そんなぼくが今一番ハマっているマンガが、コチラ。
このアンゴルモア 元寇合戦記の魅力をぼくなりに伝えたいと思います。
魅力①題材テーマが面白い!
元寇という、教科書では1ページも満たない分量で片付けられてしまう
ニッチなテーマを扱っている時点で、ニッチ好きのぼくの心を鷲づかみ!
合戦モノのマンガってどうしても戦国時代が多いんですが
元寇を扱ったのってこれが初めてじゃないかね??
TVでも和泉元彌が主演した昔の大河ドラマ
”北条時宗” にちょっと取り上げられた位で
メジャーな扱われ方はしたことがないかと。
そこにあえてスポットライトをあてた作者の姿勢にカンパイです。
魅力②舞台が面白い!
今現在描かれている舞台は、九州博多湾と思いきや対馬なんですよ!
対馬って全然ピンとこない場所なんですけど、
ここに元寇がはじめ攻め入ってきていたとは知らなかった。
そんなニッチすぎる島が舞台だなんてゾクゾクしちゃいます。!
魅力③キャラが立っている
主人公は政争に敗れて流された鎌倉御家人、朽井迅三郎。
この人がムチャクチャかっこいいわけですよ。
普通に考えたら、何万もの元寇の大群が小島に押し寄せたら
もうオワコンって思っちゃうじゃないですか。
けど主人公の朽井は寡兵を率いて数々の義経流ゲリラ戦法で、打ち破っていくわけです。
そういったピンチを打開する場面を何度も読み進めていくと
まるで自分たちが対馬軍としてモンゴル・高麗軍と戦っているような感覚に陥るんですよね。
わしらが日本を守らんといけん!
朽井さんに付いていけば間違いねぇべ!という風に。
それくらい手に汗握る、高揚感を感じられるマンガなのです。
歴史の面白さは意外性を発見すること。
持論ですが、歴史を学ぶ醍醐味とは、世間一般に考えられているイメージとは
全く異なる事実に立ち会えた時だと思います。
ぼくは7年前大阪に住んでた頃、”明智光秀サミット”となるイベントが
彼のお膝元、京都亀岡市で行われ足を運んだことがあるのですが
光秀が地元の方に心底慕われていたんですよね。
大河ドラマにするよう頼む運動まで行われていました。
世間一般に裏切り者のイメージが強い光秀が、実は領民から慕われる名君だった
という事実に立ち会えたときの感動といったらもう!
それに似た体験をこの漫画で追体験させてもらいました。
元寇って、神風が吹いてラッキー勝ちした。
御家人の竹崎季長が恩賞をもらうために、絵巻物を書かせ
ボロボロになりながら鎌倉まで旅した。
位の話だと思っていたのですが
調べてみると実際は御家人たちがかなり水際で奮戦したようです。
そんな元寇に対する関心を急速に高めてくれたアンゴルモア。第四巻は10/26発売です。!
今日の一句
”アンゴルモア 買って蒙古を 撃破せよ”
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