7月にゴーヤ入りのお好み焼きを作ったんですけどね
どうもイマイチゴーヤ感を感じられず
悶々としていた訳です。
こりゃ広島県人としてほおっておいて ええんかと。
そこで前回の反省を踏まえて
よりゴーヤ感を感じられる広島風お好み焼きをつくることにしました。
ゴーヤ多めシフトの材料
使用するゴーヤは朝採れたばかりの、ゴーヤ4本。総重量410g
旬が過ぎた今となっては貴重です。
他の材料はこんな感じ。
一覧にしてまとめると
ゴーヤお好み焼き 広島風 3枚分(6人前)
・キャベツ 半分
・もやし1袋
・うどん or そば 3玉
・たまご 6個
・ゴーヤ 400g以上
・豚肉 400g
・お好み焼き粉 or 小麦粉+顆粒だし 適量
・かつおぶし
・オタフクお好みソース
・マヨネース
・青のり
ポイントは
ゴーヤ感をより味わえるよう、キャベツともやしの量をやや少なめにしたことです。
またお好みソースはオタフク以外にもブルドッグやPBから発売されていますが
オタフク一択です。
ぼくも実は値段に負けて一時期浮気したことがあったのですが
やはりオタフクソース独特のデーツ由来の甘みがダントツ美味いです。
広島県人のぼくがいうので間違いありません。
ちなみにキャベツは群馬の朝採れモノ。
半分で170円。最近野菜が高騰して辛いです。
①野菜~肉の層をつくる。
広島風お好み焼きの特徴としては
関西風のようにイッサイガッサイ、種に盛り込むのではなく
各素材を地層のように積み上げて、その素材の味を引き出すところにあります。
この広島独自の進化は、原爆投下後、限られた手に入りやすい安価な食材で
いかに美味しいものをつくるかという試行錯誤の過程でうまれたそうです。
まさにソウルフード。
さて講釈が長くなったので、つくりましょう。
水+牛乳で溶いたお好み焼き粉(タネ)を
弱火で熱し油を引いた鉄板の上に
クレープを作るがごとく投入し、引き伸ばします。
極薄じゃなくても結構です。
さきほど作った皮のうえに、かつおぶしをふりかけます。
熱でかつおぶしがユラユラ踊る様は見ていて面白いですよ。
続いて1-2mmくらいにスライスしたゴーヤを載せていきます。
キレイに乗せると
こんな感じ。味には関係ありませんが、ちょっと見た目は楽しいです。
続いて千切りキャベツと
もやしを乗せ、
さらにその上にゴーヤを乗せて、塩を少々ふりかけます。
このゴーヤを2層構造にしてふんだんに使うのがポイントです。
その上に豚肉(今日は高かったので切り落とし)
をキレイに開いて乗せて
はじめに作ったタネを上から適量かけて
ひっくり!
返します!(意外と難しくないんですよ)
なかなかいい焦げ目です。
火を中火くらいにして蒸らします。
これで表層部ができました。
②麺パーツを焼く
広島風お好み焼きといえば、そばが入っていることが特徴です。
しかし地元広島ではうどんも結構な人気です。
ということで、①で具を蒸らしている間に、焼きうどんをつくります。
麺がほぐれてきたら、おこのみソースを入れて
味付けします。
③麺・たまごとの合体作業
鉄板の空いたスペースに先ほどつくったうどんを1人分おき
そのうえに蒸らした具をのっけます。
さらに空いたスペースにたまごを2個落とし
ヘラで崩して
具+うどん ユニットをうえからのっけます。
④ひっくり返して、切断
たまごに火が通ったらひっくり返し
ヘラを使って切り込みを入れます。
1/4ずつお皿に盛り付けます。はみ出たゴーヤが美味しそう!
⑤最後のソース・マヨネーズ・青のりで決まる。
お好み焼きは最後の工程が重要です。
このようにオタフクお好みソースとマヨネーズをいかに美しくかけるか
見栄えに影響してくるからです。
さらに青のりをかけると、一層美味しく見えます。そして美味しいです。
見よ!この美味しそうなビジュアルを!
中にはしっかりゴーヤが入っていて
後味にくる心地よい苦味が、より食欲を増進させます。
てかゴーヤトッピングフツーに美味い!
これ定番メニュー化してもおかしくない味ですよ。
広島のお好み焼き屋さん、是非メニュー化を検討ください。
地元広島で
肉玉そばダブルならぬ
肉玉ゴヤダブルとオーダーする日も近いかも。
となると地産地消的に
広島県でもゴーヤの栽培を奨励しないと。
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