そこにサラリーマンはいなかった。西粟倉の資源発掘人たち #ローカルベンチャースクール

前回、地域資源は人によって発見される と書きましたが
今回は、フィールドワークで出会った実際の 資源発掘人 をご紹介します。

(記事はまだ仕掛中です・・・)

 

獣肉×丁寧な調理×古民家=フレル食堂


(出典:難波亭

フィールドワーク中、飲食の拠点となったのが古民家を改装したフレル食堂
この食堂、ただの食堂じゃございません。

 

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イノシシのテリーヌ

 

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鹿肉のなんちゃら

 

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シカのスネ肉の煮込み

 

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2日目の昼食。

このように出てくる料理がやたら丁寧に作られているんです。

普段口にする、牛・ブタ・鶏以外の肉から作られた料理は、意外なことに生臭さ全くなし。
そして食卓に出てくるまでたくさんの工程が加えられたと想像できる
丁寧で優しい味。

西粟倉では、鹿やイノシシが繁殖しまくっていて、その対応に手を焼いているそうなのですが
その資源を見事に活用されていました。

個人的にはこの調理技術によるジビエ(鹿・イノシシなどの肉)ラーメンを食べてみたい。

余談:今朝のNHKのニュースでも出ていましたが鹿による 農作物の食害って全国的な問題みたいですね。
侵入防止柵を作るか作らないかで、今福井県と石川県がバトっているようです。

石川県VS福井県 シカ対策のフェンスをめぐり対立勃発 – わいる …

 

 

 

木×照明技術×古民家=FURERU

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先ほどのフレル食堂に併設される形でギャラリーショップが併設されているのですが

 

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このようにやたら照明の当て方がうまく、雰囲気抜群。

 

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1つ1つの商品の良さがより、引き立てられています。

 

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管理者の山田さん自身、木材で食器を作るプレイヤーでもあり、森の学校で黙々と商品を作る日々。
前職は舞台照明を担当する仕事をされていたそうです。納得!

 

ちなみにフレル食堂・FURERUはご夫婦で運営されておりますよ。

2日間のフィールドワーク期間中は色々お世話になりました!

 

 

木×音楽×デザイン=mori-no-oto

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三洋電機のプロダクトデザインを担当されていた石川さん、60才。地域おこし協力隊の中では最高齢!

元々音楽が好きで、希望退職後はバイオリン教室に1年通ったりしていたのですが
せっかくなら自分の好きな音楽でなにかやってやろうと一念発起。

フライフィッシングでよく訪れていた西粟倉の協力隊に応募し、採用されました。

 

そんな石川さんが、西粟倉の木材を作って産み出す楽器はどれもユニーク。

 

例えばこのkan pon pon(カンポンポン) は、その外観からは想像できないほど
多様で面白い音を出します。

FUERUの山田さんも、子どもが喜んで遊んでいると、大絶賛していました。

 

しかし、楽器が作れるってほんと稀有な技能(資源)だなと思います。

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余談ですが、ぼくは結構三洋製品好きでした。
他社よりもお求めやすい価格帯であるにもかかわらず、基本性能がしっかりしているんですよね。

特に掃除機は今も愛用しています。 SC-MR8J

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狭い場所や壁際のゴミをグングンかきとるガバとりパワーブラシの使い勝手は最高です。
掃除機ってスペック上のパワーだけじゃなくて、ヘッドが命なんだと SANYO製品を通して学びました。

石川さんも掃除機のデザインに関わったんだろうか・・・。

 

 

種×油マニア×食品加工場= ablabo

(出典:vimeo

前夜の飲み会で、終始油の事を語りまくっていて圧倒されてしまった ablabo(アブラボ)の大林さん。
小豆島で出会ったオリーブオイルの味に衝撃を受けて、油の道へ一直線。

ゆえに油に関する知識がハンパない、油マニア。ミス油。

どんな話題を振っても結局アブラに戻ってくるというほどアブラのことに日々情熱を燃やされています。

 

ぼくもベランダゴーヤの栽培のように、興味をもつと周りが見えなくなるほど熱中してしまうタイプなので
大林さんに勝手に親近感湧いてましたw

 

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活動拠点は、むかし西粟倉村のご婦人たちが使っていた、にしあわくら農産物加工場。

 

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センスあふれる黒板看板。

 

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エントランスには多種多様な油たちがお出迎え。

 

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こちらが搾油機。なんと1台100万円するそうです!超高価!

 

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こちらが大林さんのメインデスク。まさに油のラボ(研究室)っぽい雰囲気を醸し出しています。
ここで日夜試行錯誤って面白そうだなぁ。

わたくしも自分のゴーヤ研究用のラボが欲しい・・・。

 

 

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デスク上にあった謎のメモ。研究の跡が垣間見れます。

 

話の中で出てくるのは、今まで知らなかった多種多様な油。
菜種はもちろん、綿・オレンジの皮、エゴマ・ナタネ・ヒマワリ・ピーナッツ・・・etc

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(出典:石野製作所

 

つまり、何らかの植物の種が大量にあれば、油を抽出できるっぽいです。これは面白い!
ただ、まとまった種を入手するのが難しいらしく、需要に生産が追いつかないようです。

 

ベランダゴーヤ研究所を運営しているぼくとしては
ゴーヤの種もチャレンジしてみたいな。⇒調べらたら実際やった人がいました!

ゴーヤの加工品率が高い沖縄だったら、大量に種が余っていると思います。

 

他にも柿の種・レモンの種など探せば色々あるんじゃないかな?
ご自宅に種が余りまくっている方は、是非アブラボさんにご一報を!
ステキな油に加工してくれるでしょう。

 

ちなみに人手が足りないので、油好きの方現在絶賛求人中とのことです。

ablabo(アブラボ)
http://ablabo.org/

 

 

本当にアブラは美味いのか検証

アブラは本当に美味いのか!?そりゃ試さないと分からん!

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ということで早速購入したオレンンとヒマワリのブレンドオイル kirari 1,998円 を
晩ごはんのおかずにかけてみることに。

 

むむむむ・・・・

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油なのに爽やか!

はじめはモヤシブロッコリースプラウトだけにかけていたのですが、鶏肉にもイケル!

油をかけているのに、油っこさがないって不思議な感覚。
今まで摂取していたアブラって一体何だったんだろう・・・

 

ネット販売もされていますので、ご興味のある方は是非お試しを!
http://ablabo.base.ec/

 

 

まとめ

西粟倉って、正直に言ってしまうと、突出した差別化できる資源はありません。

それでも、多種多様なローカルベンチャーが雨後の竹の子のように出てきたのは
資源を見つけ出す異端の人材という資源がいたから。

そこには上層部から言い渡された業務を粛々とこなしていくサラリーマンは皆無。

 

だからぼくは、自分にとって何か面白いと感じられる要素のある地域を選びたい。
そこに活躍できる余白がある。とフィールドワークでした。

 

今日の一句

”一番の 資源は己の 視点かな”

 

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