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【摘果が肝?】高収量なゴーヤの育て方はJA熊本市レイシ部会から学べ

収獲効率がダントツで高い熊本県

先日の記事でもご紹介したように、ゴーヤの統計資料をみますと
1haあたりの収穫量が一番高かったのが熊本県。

参考記事:【ダークホース】熊本県はゴーヤの生産効率、最強の県だった。

出典:H24地域特産野菜生産状況調査 作付面積50ha以上の生産地6県で比較

 

じゃあ熊本県のどこのエリアが一番採れているのか?
ゴーヤにがうり、都道府県別生産状況 主要品種主要市町村

で内訳を見てみると、熊本市。なんと県内産の68%を占めている模様。

 

ということは
熊本市にゴーヤの高効率栽培の秘密があるのでは?と仮説を立てて調べてみました。

 

 

JA熊本市レイシ部会という組織

ゴーヤ 熊本市 というキーワードを軸に色々調べていくと
JA熊本市レイシ部会という団体にたどり着きました。

 

JA熊本市では広報誌windowを発行しており
概要をまとめたweb版が公開されているのですが

 

そこでJA熊本市レイシ部会のインタビュー記事を発見しました!

reishibukai

 

 

ポイントは品種と摘花?

 今月の表紙は、JA熊本市レイシ部会の女性部役員の皆さんと原田哲也部会長に飾って頂きました。
 夏野菜の代表格のレイシ。学名はツルレイシ、
品目名は「ニガウリ」。熊本では「ニガゴリ」、沖縄では「ゴーヤ」で親しまれています。

 部会が生産するレイシの品種『えらぶ』は、高い収益性と見た目のボリューム感があり、
部会が設立された14年前から栽培しています。
 「まっすぐで、ぷくっとしたボリュームのあるものが消費者には好まれます。『えらぶ』は苦みが少ないのも特徴のひとつ」
と原田部会長。
 まっすぐなレイシを育てるには、まだ果実が小さい時に行なう摘果が大事。

 

「形のいいものを選別しますが、その後曲がるものもありますね。でも、この作業で9割以上は秀品になります」。

 撮影した5月18日は、ハウスの温度は朝8時には22度になっていました。

「今の時期だと、2週間くらいで収穫できます」。

 

交配は手作業で一つ一つ丁寧に行っています。
収穫後、当日に出荷し、鮮度の良いものを市場に出しており、
関東を中心に全国へ発送しています。
 部会では、40戸の農家が8・5㌶で栽培しています。

今年度産は380㌧を見込み、7月中旬まで出荷が行われます。

 

※記事をそのまま引用

 

この短いセンテンスに、要点がまとまっているように思いました。

 

まず品種の選定。

reishibukai_erabu
(出典:JA熊本市)

JA熊本市レイシ部会さんでは、”えらぶ”という品種をセレクトしていますが、
たしかに真っ直ぐで美しい。
群星・汐風・チャンピオン・願寿といった品種は聞いたことがあるのですが
”えらぶ”というのは初耳です。

ぼくのベランダゴーヤは、
ホームセンターで売っていた実の多くなりそうなやつをテキトーに買ったものなのですが

来年度は品種にこだわろうと思いました。

 

秀品率をあげる摘花

reishibukai_tekika

(出典:JA熊本市)

果実が小さい時に行う摘花が重要とのこと。
出荷に耐えない変形したゴーヤが大きくなる前に、先に摘んでおくという作戦ですね。

うちのベランダゴーヤは特に摘花はしていなかったので
夏場は曲がりまくってたんですよね。

自家消費なのでウチの場合は関係ないんですけど
実際にお客さんに売ることを考えると大事な視点なんだなと。

 

しかしながらこれら一覧の作業を手作業で行っているということですよね。
すごい手間をかけられているんだなぁと想像できます。

また、天候に左右せれずに安定的に受粉・摘花を行うために
施設(ハウス)栽培比率が高くなった、のかもしれませんね。

出典:H24年地域特産野菜生産状況調査 

 

 
 

秀品率は統計に現れている。

品種の選定と摘花によって秀品率が9割を超えていると記事には書かれていましたが
秀品率=出荷量/収穫量 と定義して統計データを分析してみると・・・

H24shukkahiritsu

(出典:H24年地域特産野菜生産状況調査 )

 

たしかに熊本県が頭ひとつ抜けている!すごいぜ熊本県!

 

JA熊本市の生産効率も飛び抜けている。

2015年JA熊本市レイシ部の収獲成果を文中からまとめると
下記の通り。

農家数 40
作付面積(ha) 8.5
出荷量(t) 380
1hあたりの出荷量(t/ha) 44.7

生産効率を表す1haあたりの出荷量は44.7(t/ha)と
熊本県全体の1haあたりの収穫量 30.8(t/ha)を大幅に上回っています。
※厳密には収穫量>出荷量なので、数値は更に良くなる。
 

熊本県の中でも飛び抜けて生産効率が高いことがわかります。 

 

来年は熊本を取材してみたい

以上、ネット上の情報だけを頼りに分析してみましたが
やはり現地に行って自分の目で確かめてきたい気持ちが湧き上がってきました。

 

熊本県って高速道路のSAでしか通過したことがないんですよね。
観光も兼ねて行ってみたいなぁ。

出荷時期は5月から7月のようなので、それに合わせて計画しよう。

 

また今回を機に、まとめたゴーヤ統計データを公開することにしました。
データベース化しているので、
ピボットテーブル使える方は便利に使えるのではないかと思います。
ゴーヤ界の発展に寄与できれば幸いです。

▼ゴーヤ統計データベース▼

 

 

 

 

今日の一句

 

”熊本の ゴーヤは愛情 あふれてる”

 

reishibukai_kumamotoshikaminaga

(出典:JAグループ熊本

 

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