ゴーヤの実が全然ならない!?人工授粉はベランダ農家の伝家の宝刀

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いきなりですが問題です。

この写真の中にはゴーヤの実がいくつあるでしょう? 

正解は・・・

7個! 

 では、こたえあわせ

BlogPaint

わかりにくい箇所もあるので
裏からのショット

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こんなわずかなスペースでも
多くの結実を実現できてるんですよ。

これを実現させているのが
ぼくの伝家の宝刀 人工授粉!

何年か前にもゴーヤを育てたことがあったんですけどね。

土やら鶏糞やら水やりやら
栄養分は過不足ないよう育てたつもりが
実が数個しかつかなかったわけなんです。

そして今年も水耕栽培をはじめたころ

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雌花を発見したのに
しばらくしても実ができない・・・。

なんでだろう?って調べてみると

”虫がいない環境では受粉しにくい”

という結論。

アブらしき虫はたまに来るんですが
絶対量として不足していたのでしょう。

じゃあ虫を集めてきて放すのか!?(驚愕)

いえいえ自分が虫の役割を果たせばよいのです。
それが人工授粉。

ヒトの手で雄花の花粉を雌花につけてあげるわけです。

ではぼく流の人工授粉の手順をば

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ちょっとかわいそうですが雄花を切り取ります。
真ん中が黄色いのが雄花です。

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はなびらをオールバックにし
おしべを突き出させます。

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 こちらが雌花。
真ん中が緑ですよね。

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横から見ると膨らみがあるのがわかります。
これが将来のゴーヤの実になるわけです。

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 先ほどのオールバックおしべを
雌花のめしべにちょんちょんとつけます。

ぼくは

花粉の量=種の数=実の大きさ

と考えているので
できるだけ多くの花粉がつくようにしています。

ただ雄花によって花粉の付き方や量が変わるので
少ないかなーと思ったら
もう1本おしべをつけたりしてます。

 

あとはめしべの突起に

むりやり噛み合わせる
なんて荒業を使うことも。DSC00943

 これなら付けきれなかった花粉もカバーできるでしょう。

ただめしべもそれほど頑丈ではないので
強い力で押しすぎると
ポキっと折れちゃうことも・・・・。
気をつけましょう。

また時間的には花粉がいい感じで成熟している
朝にやるのが良いそうです。(遅くとも10時まで)

そんなわけでぼくの最近の朝の日課は
人工授粉。

7/17から毎日の受粉数も記録を始めました。

人工授粉数

毎日4個前後は継続的に受粉できてます。

これで収穫予測ができるんじゃないかな?

こんなきめ細かい管理ができるのも
ベランダ農業の魅力。

畑だと暑さでやる気がなくなりそうですから・・・。

今日の一句

”成らぬなら 成らせてみよう 人工授粉”

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